ドイツの若者 バチェラーの行事

バチェラーパーティとは

結婚の経験のない 男性が  結婚する前に その男性の友人たちの 祝福を受けて 行われるパーティー。最も女性でも同じような行事あるようです。

一例を述べてみたいと思います。

ところで 私は 北米に長期に住んだことないのでわからないのですが、欧米人には共通にあるようです。

ミュンヘン住む 男性。来年結婚する。
すでにフィアンセとは同居している。
それで、
ある金曜日の朝突然 親友の男友達が 訪れ、ベットから叩き起こし
今日がその日だという。
そして ウサギの ぬいぐるみを着せられて ミュンヘンの中央駅に行く。
駅前で 電柱に ワイヤーで くくりつけられて、街ゆく人に
お金をもらう、 10ユーロ集めないと ワイヤーから外してもらえない。
街に人も若者のこのような悪ふざけを知っているので 恵んでやる人もいる。
結局時間内で集められず、
駅に入り ハンガリーの ブダペストを目指す。
この時は この男性の 弟を含め 10人ぐらいが一緒に行く。
これらは 親友が全て手配している。
ウサギの格好のまま。宴会が始まる。
ウイーンで乗り換え 夕方にはブタペストに到着。
そこでホテルに行き、そこから夜遊びに出かける、カジノとか ストリップとか
遅くまで遊ぶ。酒場でお金が足りなくなり、この男性が ATMでお金を急いで下ろす。
みんな お酒によって ホテルに戻る
翌日ヨレヨレになった また遊び 日曜日に ミュンヘンに戻る。
なるほど このような派手な行事は 日本ではなさそうだ。
ミュンヘンは結構 古い伝統があるところで、男性の文化と言える。

現在のドイツは 結婚自体がそれほどなく パートナーと一緒に住むケースが多い。また同性婚も多い、そのような状況なので、このバチェラーパーティーがあることは不思議な気がします。

考えてみると、それだけ人々は多様で、 18から19世紀の伝統が まだ残っている あるいはそれから抜け出さない、 あるいは抜け出せない ということでしょう。ヨーロッパあるいは人間社会の複雑さと奥深さを垣間見る気がしました。