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ロッテが連夜のサヨナラ劇!ディグプロ7月24日

 幕張の夜空に大きな、大きな花火が打ち上がりました。
 今回は、7月24日に行われた1試合を振り返っていきます。

ロッテ対ソフトバンク戦

ZOZOマリンスタジアム

18:00プレイボール

スコア ロッテ2×-1ソフトバンク

スタメン
ロッテ      ソフトバンク
1 遊 友杉   1 中 牧原大
2 二 中村奨吾 2 指 近藤健
3 三 安田尚  3 右 柳田
4 指 ポランコ 4 左 中村晃
5 左 山口航  5 三 栗原
6 中 岡    6 一 アストゥディーヨ
7 一 茶谷   7 二 三森
8 捕 佐藤都  8 遊 川瀬
9 右 平沢   9 捕 甲斐
  投 佐々木朗   投 石川柊

 ロッテは中11日で佐々木朗、ソフトバンクは中14日で石川柊が先発します。

 試合は1回表、牧原大のヒットから二死二塁のチャンスを作ったソフトバンクが、二試合連続で4番に入っている中村晃のタイムリーによって1点を先制すると、その後は投手戦が続きます。
 ランナーを出しながらも両先発持ち前の粘りのピッチングを活かし、ソフトバンク・石川柊は7回無失点、ロッテ・佐々木朗も6回1失点で降板と痺れる試合展開が続きます。

 そして、試合は0-1のまま9回裏へ。
 ソフトバンクの守護神・R.オスナはロッテ打線を二死一塁まで抑え、後1人のところまで漕ぎ着けます。後1人、抑えれば十一連敗から抜け出せるという場面で、打席に角中を迎えます。
 逆に、ロッテはサヨナラで気持ち良く3タテといきたいところ。7番の打順で代打・角中を送ります。

 まず初球、インハイの151キロのストレートをファールに。場内ではロッテファンが大声援を送ります。
 そして、1ストライクからの2球目でした。初球よりもほんの少しだけ高く浮いたボールを、角中は逃しませんでした。鋭く捉えた当たりは綺麗な弾道を描きライトへ。
 ソフトバンクファンは阿鼻叫喚、ロッテファンは狂喜乱舞の中、ボールはライトスタンドにとびこむ代打逆転サヨナラツーランホームランに。角中は試合後のお立ち台で、

 「相手ピッチャーはオスナだったので、別に打てんくてもしょうがないやと。(手ごたえは)さすがに打った瞬間ですね。(逆転サヨナラ弾は)おそらく初めてなんで、すごく不思議な気持ちだったんですけど、最後ヘッドスライディングはあれはダサかったなと思います」

スポニチアネックス 2023年7月24日 21:07配信の記事より一部抜粋。

 と、最後にホームを踏むときにヘッドスライディングをしたことを反省しながらも、自身初のサヨナラ弾に喜びを噛み締めていました。
 ロッテが連夜の快勝で、ソフトバンクをスイープしています。
 また、この試合の4回に盗塁を成功させたロッテ・岡が、通算100盗塁を達成しました。

勝利投手 西村天裕(2勝)
敗戦投手 R.オスナ(2勝1敗16S)
本塁打
ロッテ:角中勝也5号ツーラン

ロッテ先発の佐々木朗。オールスターから中4日での登板も、6回9奪三振1失点と好投しました。
ソフトバンク先発の石川柊。7回無失点の快投を見せたものの、勝ち負けは付きませんでした。
1回、先制タイムリーを放つソフトバンク・中村晃。
9回、代打逆転サヨナラツーランを放ち、大きく拳を突き上げるロッテ・角中。

順位表

パリーグ
順位 チーム名   勝利-敗戦-引分  G差
1位 オリックス  51-32- 2 ---
2位 ロッテ    45-32- 4 3.0
3位 ソフトバンク 43-40- 2 8.0
4位 楽天     40-44- 1 11.5
5位 西武     36-48- 1 15.5
6位 日本ハム   35-52- 0 18.0

セリーグ
順位 チーム名   勝利-敗戦-引分  G差
1位 阪神     47-36- 3 ---
2位 広島     48-38- 0 0.0
3位 DeNA   43-40- 2 4.0
4位 巨人     42-42- 1 5.5
5位 ヤクルト   36-47- 2 11.0
6位 中日     35-49- 2 13.5

まとめ

 ロッテの夏に来るこの勢い、恐ろしいですよね。ロッテは毎年夏になるとサヨナラ試合が多くなる気がします。今回の角中選手や岡選手など、勝負強い選手や夏場に調子が上がってくる選手が多くいるのも原因の一つかもしれません。
 ロッテの快進撃に、今後も注目です。
 最後までお読みいただきありがとうございました。

出典・画像引用元

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