のぼ〜る広報のイチオシ〜千葉ロッテマリーンズ野手編〜
本記事の筆者・のぼ〜る広報が、各チームのイチオシ投手と野手を1人ずつ紹介シリーズ、題して「のぼ〜る広報のイチオシ」。曜日は具体的に決めていませんが、随時更新していくシリーズものとなりますので、投稿した際は気にかけてくださると幸いです。第18回は、剛力と爆肩を兼ね備えた将来有望なキャッチャー・佐藤都志也選手です。
佐藤選手ってどんな人?(成績)
1998年1月27日に福島県いわき市で生まれた佐藤選手は、身長181センチ体重86キロとプロ野球捕手の平均身長・体重を上回っています。福島の強豪・聖光学院高校時代には1年秋から正捕手を担うと、2年夏、3年夏に甲子園出場を果たし、2年夏にはベスト8まで駒を進めました。高校卒業後は東洋大学に進学し、1年春から試合に出場。長打を打つことを得意とするバッティングを武器に、2年春には打率.483で首位打者を獲得。さらに2年春と秋には一塁手でベストナインを獲得するなど、捕手に加え内野も守るなど幅広い起用に応えていました。なお捕手としては、のちにプロで対決する上茶谷大河選手(現DeNA)、甲斐野央選手(現ソフトバンク)、梅津晃大選手(現中日)などをリードしていました。
2019年ドラフトでロッテに2位で入団すると、ルーキーイヤーから60試合に出場。"打てる捕手"の活躍は、正捕手が定まらないロッテの捕手陣に一石を投じました。
その後も出場機会を順調に増やし、22年はキャリアハイを大きく更新する118試合に出場。主に捕手と一塁手で守りにつきました。守備面でも捕手では盗塁阻止率.361、一塁守備では補殺24に加え守備率1.000のミスなしと、チームに大きく貢献しました。23年のキャンプでは初めての練習試合で一塁に就いていましたが、筆者は、強肩を活かしマーティン選手が抜けるライトの穴を埋めて欲しいと思っています。
佐藤選手ってどんな人?(エピソード)
大卒としてプロの世界に足を踏み入れた佐藤選手でしたが、高校卒業時にもプロ志望届を提出していたものの、指名漏れをした経験がありました。また、実家は焼き鳥屋を経営しているとのことで、あまり裕福ではなかったことから父親は昼間ガソリンスタンドでバイトをし、母親も昼間はパート、夜は焼き鳥屋の手伝いをするなどとても忙しかったようです。自身が野球を続けられるために必死に働いてくれた両親のためにと、入団会見の際には
と、契約金を家族のために使うと発言していました。自分のために大変な思いをしてくれた家族のためにお金を使えるというのはとても素晴らしいことだと思います。佐藤選手にはこれからさらに活躍して、両親に楽をさせてあげてほしいですね。しかし、佐藤選手は22年の9月に高校の先輩から詐欺られていたことが発覚しており、知人だったこともあってか油断してしまったのでしょうが、以降は騙されないよう気をつけてほしいですね。
佐藤選手のここがイチオシ!
筆者が佐藤選手の推している部分は、
トリプルスリーはおろか40-40も余裕で達成出来る身体能力の高さ
です。大学時代には首位打者を獲得したことのある打撃に加え、力強くバットを振り抜くのでジャストミートすれば簡単にスタンドまで運ぶパワーも持っています。さらに、走力も俊足と呼べるレベルにあるので、とにかく走攻守がハイレベルに揃っているんです。もしかしたら、捕手初めてのトリプルスリープレイヤーが誕生するかもしれません。吉井理人新監督には、佐藤選手をぜひ積極的に起用してほしいですね。
以上が、佐藤選手の紹介でした。彼は三振率も低めで、23年は大化けする可能性が大いにあります。新たな幕張の星として、新マリーンズを率いてもらいたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
出典
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