チームを救え!新外国人のベースボールレジュメ〜その6〜
来季からNPBで新しくプレーする外国人を紹介する、「チームを救え!新外国人のベースボールレジュメ」。第六回は新たに西武に加わることとなった、ド派手なパフォーマンスを見せる、驚異のドミニカンです。
名前:ジェフリー・ヤン
生年月日:1996年8月17日(27歳)
出身:ドミニカ共和国・ラ・アルタグラシア州
ジェフリー・ヤン選手はドミニカ共和国出身の投手で、身長190センチ、体重89キロと長身の選手です。
最速159キロのストレートとスライダー、カーブを操る左投左打のドミニカンの最大の武器は、なんといっても奪三振能力。現在参加しているドミニカ共和国のウィンターリーグでは奪三振率13点台を叩き出しており、今期のマイナーリーグではなんと16.1を記録。剛腕として期待がかかります。
ヤン選手は2013年にロサンゼルス・エンゼルスと契約してプロ入りすると、2015年まで傘下のマイナーリーグでプレー。
その後、2016年から2020年にかけては登板機会はありませんでした。どうやら原因は左腕のトミージョン手術。かなりの期間戦列を離れていたようです。
2021年にはマイアミ・マーリンズとマイナー契約を締結。
そして今季はAA級、AAA級に所属し、計49試合に登板して3勝5敗、102奪三振を記録しました。
その後、オフに西武との契約を発表。西武新外国人の中では3人目のドミニカンとなりました。
来日前から球界を騒がせた!?
最終的に西武への入団が決まったヤン選手でしたが、ここに至るまでにはかなりカオスな状況が続いていました。というのも、
①ヤン選手にDeNA、オリックス、ソフトバンク、ロッテなどが興味
②一度西武入団と報道
③オリックスと契約合意と報道
④結局西武が獲得という報道
となっていたのです。オリックスファンからすればとんだ茶番劇ですよね(笑)。
シーズンオフでの新外国人獲得のニュースで情報が錯綜する事はあるあるなので仕方ないところもありますが、来日する前から球界を騒がせましたね。
奪三振後のパフォーマンスがとにかくド派手!
そんなお騒がせ助っ人のヤン選手ですが、奪三振後のパフォーマンスがド派手なことでも有名です。その動画がこちら。
まるで高校野球で日本一を取った瞬間のような喜び方ですね(笑)。
情熱があり、アウト1つにここまで命をかけられる(?)選手は珍しいので、筆者はぜひ日本でもこれを見たいですね。
まとめ
ヤン選手はドミニカ共和国出身の投手で、様々な入団報道があった結果西武への移籍が決まりました。150キロ台後半のストレートとスライダー、カーブで三振の山をハイペースで積み上げる左腕で、三振を奪うとこれでもかというほど飛び跳ねます。
ヤン選手は入団の際、
と、ピッチングスタイルに似た明るいコメントを発表。背番号は「00」に決まり、日本で輝く準備は万端です。
最後までお読みいただきありがとうございました。