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小冊子を発行してみたい方へ:費用面の不安を解消するヒント

●「ぶっちゃけ、小冊子の費用って大変じゃないですか?」

こんな質問をよくいただきます。
実際、小冊子を発行するには費用がかかります。
わたし自身、2023年と2024年に小冊子を自費出版し、
有料販売や無料提供を合わせて累計3,000部をお届けしました。

正直に言うと、「はい、大変です」
費用面での悩みはわたしも経験しました。

具体的なコストについては、別の記事で詳しく解説していますので、そちらを参考にしてくださいね。
『小冊子の製本っておいくら? 
 実際にかかった費用とめっちゃ苦労したポイントを公開』
https://note.com/nobook/n/nc379c7b48d3a

では、どうやって「費用がかかるけれど、それでもやって良かった!」と感じられる小冊子を作るのか、
そのポイントを今日はお伝えしますね。


●発行の目的を明確にする

まず、小冊子を作る目的を明確にしてみてください。
「小冊子だけで利益を出したい」と考えると、正直、難しい面があります。
でも、あなたが得意な分野を活かした情報をまとめ、それを無料または手頃な価格で配布することで、興味を持つ人のリストを集める入り口として使うのは、とても効果的です。

例えば、歯医者さんがインプラントについての解説冊子を配布するのをイメージしてみてください。
その冊子を通して興味を持った人が、その歯医者さんのクリニックに足を運ぶ。
これが、小冊子が果たす役割です。


●「ブックローンチ」の考え方を応用してみる

最近では「ブックローンチ」という言葉を耳にすることが増えました。
これは、書籍をきっかけにして、自分の商品やサービスを知ってもらうという考え方です。

この場合は、あえて定価1,600円の本を作ります。そして「1,600円の本を無料でプレゼント」という広告を流し、リストを集める方法です。

これを「小冊子ローンチ」として考えてみるのはいかがでしょうか?

例えば、あなたの得意な分野をテーマにした小冊子を発行し、その内容に興味を持った人が、次にあなたの商品やサービスを検討する。
そういった流れを作るためのツールとして、小冊子を活用するのです。


●費用面で不安なら、スポンサーや他の方法を検討してみる

もし、費用面で不安を感じているなら、自分で全額出すという以外に他の方法を探してみることもできます。
わたし自身も、費用面で工夫を重ねてきました。

2023年に初めて小冊子を発行したときは、すべて自費でした。でも、その後の改訂版では「スポンサー」を募集して、一部費用を援助してもらいました。
また、2024年に最新版を発行する際には、商工会を通して補助金を活用することができました。

意外と身近なところに、助けになる仕組みがあるかもしれませんよ。


●小冊子発行は一歩踏み出す価値あり!

費用面の不安は確かにありますが、その先に広がる可能性を考えてみてください。
小冊子は、あなたの得意分野を人に伝え、
興味を持ってもらうきっかけになる強力なツールです。

商業出版は自分の判断で行うことはできませんが、小冊子の出版は100%自分で決めることができます。
「どんなふうに活用するか」を意識しながら、
ぜひ一歩踏み出してみてくださいね!


トミタイムズ編集部

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