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お金だけで選んでない? 「出版代行」と「出版プロデュース」の違い

Kindle電子書籍を出版しようと思ったとき、
「出版代行」や「出版プロデュース」
という言葉を目にしたことがあるかもしれません。

Kindle電子書籍の出版は、無料でできる工程です。
なぜそこに、複数の有料サービスが存在しているのでしょうか?

今日は、「出版代行」や「出版プロデュース」について記事にまとめます。

この2つ、どちらも出版を助けてくれるサービスですが、
大きな違いがあります。
その違いを知ることで、金額だけで判断せず、
自分に合ったサービスを選べるようになります。


●出版代行は、比較的「安い」

出版代行は、主に「出版作業そのもの」を手伝ってくれるサービスのこと。
たとえば、
原稿のデータをKindleで出版できる形に整えたり、
表紙のデザインを用意したり。
料金は数万円からと比較的安めです。

「とにかく出版したい」
「自分でやる時間がないから作業を任せたい」
という人には、この出版代行が合っています。
ただし、出版後の売れ行きや読者の反応まではサポートしてくれない場合が多いです。


●「数十万円なんて、めっちゃ高い!」「詐欺だ!」と思っていませんか?

一方、出版プロデュースは、「出版後の結果」を重視したサポート。
相場は40万円から100万円と、代行に比べて費用は高めですが、それには理由があります。

出版プロデュースでは、
原稿の内容やターゲット、
さらには出版後のプロモーションまで一緒に考えてくれることが多いです。
たとえば、

  • 読者にどんなメッセージを届けたいか

  • 出版を通じてどんな人と出会いたいか

  • 出会った人とどう繋がっていくか

こうした「目的」に寄り添いながら、
出版全体をプランニングしてくれるのが出版プロデュースの特徴です。

(むしろ、それを提供してくれないのに、
 数十万円の設定金額だったら、
 詐欺だと感じて良いかもしれない)


●結局、どちらを選べばいい?

もし「とにかく本を出したいだけ」なら、出版代行を利用するのも良い選択です。
ただし、

  • 「出版によって、他社と差別化したい」

  • 「新しいお客さんと出会いたい」

  • 「ファンを育てるコンテンツにしたい」

と考えているなら、出版プロデュースがおすすめです。


●印税を稼ぐだけが目的ではない

Kindle電子書籍の出版は、印税を稼ぐだけが目的ではありません。
それ以上に、「出会いの入り口」としての可能性が広がります。
本を読んでくれた人が、あなたに共感し、次のステップに進んでくれるかもしれません。
そのためには、ただ本を出すだけではなく、出版を通じてどんな結果を得たいのかを考えることが大切です。

くり返しますが、Kindle電子書籍の出版は、無料でできる工程です。

ただそこに至るために、複数の有料サービスが存在しています。
どんなサポートの形が自分に合っているのか。
まずは、出版の目的をしっかり考えてみてくださいね。


トミタイムズ編集部

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