「書く」って、魔法だ。
私が手帳やノートに物事を手書きすることを日常的に始めたのは、コロナ禍が始まった2020年からのことです。
職場の出社人数規制に伴い自宅待機になったことで持て余した時間を潰したり、命の危険を直に感じるほどの未知なる感染症への恐怖から心の平穏を保つためでもあったけれど、自分も家族も元気に生きていられることが当たり前ではないことを唐突に実感し、今後自分や家族の身に何が起こったとしても、確かに「今」を生きているという手ごたえが欲しくて、毎日の出来事や自分が思ったこと、考えているこ