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「不要」こそ「希望」

コロナ禍以降、よく使われるようになった「不要不急」という言葉。

コロナ禍には、「不要不急の外出は控えましょう」と言われ、「エンタメは生きていくのに必須ではないから」という理由で、ライブや舞台に行くことが控えられた。

当日は「まあ、たしかに無くても生きていけるもんな」と納得していたけれど、今では「エンタメは"不急"かもしれないけど、決して"不要"ではない」と強く思う。

楽しいことより、辛いことが多い人生を生きていくためには、未来に楽しみを作り続けることが必要不可欠だと思う。

それを担っているのが、まさにエンタメである。

「好きなアニメの2クール目が始まる」
「好きな作家さんの新作がもうすぐ発売する」
「推しの舞台が来年に決まった」
などなど、これらの言葉を見て、ワクワクを感じる人は多いのではないだろうか。

それだけ、エンタメは多くの人の「未来の楽しみ」を担っていると思う。

未来に楽しみができた時のあのワクワクを感じる度に、エンタメが「不要」にカテゴライズされた違和感を思い出す。

ちなみに、この記事を書こうと思ったきっかけは、益田ミリさんの『僕の姉ちゃん』シリーズの新作が出たと知ったから。

それを読むまでは、とりあえず頑張るか。


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