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今の時期に起こりやすい、不妊に関係する症状
高齢不妊専門の鍼灸院、美浜鍼生堂、院長の渡邊です。
当院は、妻に鍼治療を行い42歳の時に妊娠・出産した経験を持つ院長が、子供との時間を少しでも早くもってほしいという願いから始めた鍼灸院です。
妊娠する力は誰もが持っています。
体外受精がちゃんと始まったのは約40年くらい前。それまではタイミング法がメインで妊娠してきました。
人間の身体の構造は変化していません。
一番変化したのは、食生活や生活様式や取り巻く環境。
今の生活習慣を見直し、体質改善していけば必ず妊娠に近づけます。
子どもを望んでがんばっていらっしゃる方に少しでも参考になればと願い記事を書いています。
それでは、本題へ入っていきます。
今の時期に起こりやすい、不妊に大きく関係する症状
最近、「呼吸が浅い」患者様が非常に多いという印象を受けます。
身体の具体的な状態でお伝えすると、背中の左右の肩甲骨の間が非常に硬く、肩が身体の前面に巻くように出てきていて(巻き肩)、胸が広がらず息が最大限吸いにくい状態になっている方が非常に多い。
本来は、身体の横に腕があるのがニュートラルな位置。
それが身体の前面ばかりの作業で、どうしても肩が巻いて肩甲骨が横から前へ出てこようとしてしまう。
ラジオ体操の深呼吸を、丁寧に身体を動かしてみると実感が湧きやすいですが、息を吸うときに腕を上げて胸を広げるようにして息を吸います。
肩を開いて大きく腕を広げた方が息が吸いやすいのがわかると思います。
体は日常生活に適応していきますので、パソコンやスマホ、家事その他含めて、自分の前側で作業をしていると、肩が内側に入りやすい。
息を少しだけ吸いやすくする方法
肩甲骨を動かして、背中の真ん中に寄せるように力を入れて、脱力、という動作がおすすめです。
具体的なやり方は、できる限り全力で6秒力を入れて、6秒経ったら脱力〜。
これを4〜5回繰り返す。
いきなり全力でやると、吊ってしまうことも多々あるので、初めは少しずつ力を込めて行くのが大切。
慣れてきてから、全力にするのがいい。
そうやって肩甲骨の間の緊張を解いてあげることで、
交感神経優位になっている状態を解いてあげる。
妊娠は交感神経、副交感神経のバランスが大切だけど、現代の生活は交感神経優位になりがちなので、できるかぎり、力をぬく、脱力を目指す。副交感神経をもう少し活躍しやすくしてあげる。
そのために簡単に自律神経をコントロールできる方法が
「呼吸」
しっかり息を吸って副交感神経を優位にするために、
大切なことは、しっかり息を吐き切ること。
しっかり吐ければ、しっかり吸うことができる。
ウエストラインぐらいを意識してとにかく吐く、絞る。
これもいきなり全力で行うと、吊る可能性があるので、状態を見ながら少しずつ吐いて強度を上げていく。
せっかく1日に約3万回も呼吸をしているので、持っている力を蘇らせましょう!
高齢不妊専門 鍼灸整体院
美浜鍼生堂 院長 渡邊
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