なぜ私が、コンサートで闘病体験を語るか
私は、ピアニストとしてコンサートで、過去のアトピーの壮絶な2年間の、闘病体験を、話しています。
耳の病で不屈の精神で挑んだベートーヴェンの曲を弾くときは、必ず…。
今の先生の様子からは、信じられないと驚かれますが、
闘病中は、
顔は汁も出て、目も、腫れて、幽霊のお岩さんのようにぐちゃぐちゃ…
身体全体も、真っ赤に切れ、腫れ上がり、
あまりにかわいそうな様子、誰も正視することはできないような状態で、
一般的な、人間の姿をしていなかったと思いますし、自分でも、鏡を見て、
「これは、人間ではない…」と、
何度、心の中でつぶやいたことでしょう…。
家で、ごはんを食べる時は、家族に見られたくないので、
帽子を被って食べ、もしくは、唯一見られても、まだ心が許せる母から部屋へ料理を運んでもらう…
お風呂やトイレに行く際も、
帽子を被り、家族に会わないタイミングで行き…
普通に人と会うこと、普通の生活ができない状態でした。
体験談を伝えることは、
日常生活や、健康のありがたさ、思いやり、に気がつき、一般の方に対しても、とても大切です。
さらに、一番大切だと思うのは、
私と同じような体験をしている方へ、少しでも心の光となれたら…ということ。
私は、このようにアトピーが原因でしたので、自分と同じアトピーを長い期間、闘病体験した方のお話を、
自分の闘病期間中、
直接、電話や、おうちなどへ伺って、ということを母がしてくれました。
同時に、私も母も、鬱に、なっていました。
やはり、自分と似たような経験をした人からのお話は、鬱になっている立場からすると、
鬱と病気を克服し、今は元気に輝かれているお姿に、
光のように心が救われて、気持ちも明るくなったことを思い出します。
自分と似たような体験者のお話を伺うことは、
心や身体が病気になってしまった人からすると、
本当に価値のあるものなのです✨
次回は、アトピーの根本原因である、リーキーガット対策、
私を含めたズボラさんでもできるレシピなどを、
書いていきます。