交通事故から1年3ヶ月【子どもの気持ち】
子どもの気持ち
交通事故から1年3ヶ月たち、
今後のことをやっと決意できた。
少しずつ生活にも変化が起き、
身体も心も落ち着き始めていた。
仕事から離れ、休息を選択したことで
体調が徐々に回復しつつあった。
長時間の外出はまだできないが、
近場の公園に行くことはできていた。
子どもと公園に行った時の話を振り返る。
1.ゆっくり子どもと話す
朝、お兄ちゃんを学校に送った帰り、
そのまま下の子と公園に向かった。
真夏なのに、涼しくて、心地よい風が吹き、
とても気持ちが良く過ごしやすかった。
日陰になっているベンチに座り、
わたしの膝の上に子どもを座らせる。
(涼しいから密着しても全然、暑苦しくない)
交通事故にあってから、
こんな時間なかったなぁ。
子どもとゆっくり話す時間作る余裕が
私にはなかったなぁ。
2.伝えたい思い
外の涼しい環境で、子どもとゆっくり話せる
時間いいなぁー。としみじみ思いながら、
話し始める。
私が思っていたこと•••。
伝えたかったこと•••。
それは、仕事のことだった。
私が仕事できなくなる事で、
明らかに世帯収入が減る。
今まで散財してきたわけではないと思う。
しかし、
下の子の教育資金はまだまだ足りず、
あと8年は仕事をフルタイムでしたかった。
毎年、家族みんなで、
楽しみにしていた家族旅行、
ディズニーなど、
これからは、そんなに行けなくなる。
どうにかして、仕事に復帰して
収入を安定させたかったけど、
今はできないことがわかったから、
退職を選んだ話を子どもにしたかった。
私
『mamaさー、仕事できなくなってごめんね。
でも、仕事してないから今、こうやって
公園に来れるね。』
子ども
『mamaの頸早く治ってほしいなぁー。』
私の心
(やっぱり仕事できないとディズニーにもいけないから、早く治ってほしいって思っているのかな。働けなくてごめん•••。)
私
『なんで、そう思うの?』
子ども
『だって、ずーっと、頸つらそうだから。』
と、心配そうな顔で話していた。
3.子どもの気持ち
交通事故の前まで、子どもは、
『ディズニー行きたいから仕事辞めないで。
お手伝いするから。』と言っていた。
交通事故にあってから、
そういえば•••、
その言葉聞かなくなったな。
子どもなりにも、私を見て心配してくれて
いたんだなぁ。と気づいた。
4.私が見せていた姿
交通事故から、毎日調子が悪い。
頭が痛い、頸が痛い、つらい、しんどい、
でも仕事は、辞めたくない。
どうにかして働きたい。
どうしたら働けるんだろう。
働けない事はない。
私にだってできることはある。
って、毎日、仕事のことばかり考えてた。
働き方を変えたら
働けない事はないんじゃないかな。
何かを変えれば働ける。って、
常に頭の中は仕事のことでいっぱいだった。
この1年、調子が悪いのに、
働くことしか考えていなかった。
必死になって働く姿しか
子どもたちに見せてなかった。
自分のことで、いっぱいいっぱいだったなぁ。
って改めて気づいた。
5.やっと踏み出した一歩
やっと見つけた『自分の進む道』、
時間はかかったけど
やっと一歩踏み出すことができた。
子どもの思いを聴ける心が今の私にはある。
少しずつ、少しずつだけど変化が起き始めていた。今はゆっくり、まず休息して、子どもとの
時間を大切にしよ。そう思えた。
6.おわりに
子どもとゆっくり公園で話す時間が作れて、
この1年そんな余裕は全然なかったな。って振り返る機会になった。体調悪いのに必死になって
働く姿しかみせられてなかったことにも気づき、
子どもは、子どもなりに、私の事を心配してくれていたんだなぁって気づけた。
一歩踏み出したわたしの選択で、少しずつ何かが変わり始めている。そんな気がしていた。
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