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交通事故から1年3ヶ月【被害者相談②】


被害者相談

先週、都市部にある被害者相談窓口の方から、
対象地域の被害者相談窓口の連絡先を
教えてもらった。
週1回しか相談窓口があいていないことが
わかった。
ついに、連絡できる日がきた。
この日のことをまとめる。



1.被害者相談窓口(市内)

 まず、ここの連絡先は
ネットで検索しても、私には、探すことは
できなかった。

なぜ分かったのか•••

それは、

•都市部の被害者相談窓口に連絡して教えてもらった。

•警察から、被害者(全治3ヶ月未満)の
相談窓口として教えてもらう。

問い合わせしなければわからなかった。

 電話をすると、
年配の女性の方が出て、
ゆっくり話を聞いてくれた。

担当者
『どのようなご相談ですか?』


『ここは、どのような相談を聞いてもらえる
窓口ですか?』

と、確認した。


【相談内容】


•法律の相談はできない。
•話は聞くことはできる。
•被害者のお困りごとの話を聞く窓口。
•病院通院が困難であれば手伝いも可能。
 etc•••。

ということだった。

2.問い合わせ内容

•私のように、
目で見てわかる外傷はなくても、
事故の後遺症に悩んでいる
相談できる場所はどこなのか。

•日常生活が制限され
仕事もできなくなってしまっている状態の
被害者が相談できる場所はどこなのか。

•実際に、交通事故にあい、後遺症(ムチウチなど)の経験者の話を聞く場はないのか。

など•••、質問した。

3.交通事故被害者の会


都市部に、交通事故被害者の会
あることを教えてもらった。

担当者

『交通事故にあわれた、被害者本人でなければ
この辛さはわからない。
当事者でないと理解できない苦しみがある。
ここ(交通事故被害者の会)に、問い合わせる
と、悩みが少しでも解消されるかもしれない。』

と教えてもらった。

そこの連絡先、ホームページがあること、
年に1回、集会が行われていることを知った。

【活動報告】

ホームページを見て活動報告を確認した。
そこには、交通事故によって、
親や子供が亡くなった事や、
事故によりつらい治療の選択が必要になった事例などが書かれ、
さらには、加害者の勾留期間含め判決内容も
書かれていた。

4.被害者の話を聞きたい

 私は、交通事故にあい、後遺症は残ってしまい、日常生活に制限がかかり
仕事もできなくなってしまったが、
命は奪われていない。生きている。
手も足もある。

この活動報告をみていると、
涙が止まらない。
辛すぎる•••。残酷すぎる。


これが現実の世界で起きているんだ。と
思い知らされた。
私が『辛い』
なんて言える立場ではないと思った。
だって私は、命はあるから•••。

けど•••、
私は、命はあっても、後遺症はつらく、
仕事は、できなくなった。
常に頸が痛い生活1年3ヶ月
日常生活に制限がある生活を送っている。

でも•••、命はあるから。
そう思った。


私だって被害者。
交通事故から耐えられない痛みがある。
症状が続いているのは事実。
目で見て分からないこの辛さがあることも事実。
仕事もできず、17年勤務してきた病院を
退職することになったのも事実。

紹介してもらった
被害者の会は、
活動報告がとてもつらすぎる内容だった。

【市内で、被害者の会をたちあげたい人がいる】

 私の地域から、
都市部にいくまで車で片道約4時間。
集会に参加するのは容易なことでは
ない。(交通費は助成金?が出るそう。)

 市内の相談窓口の方から、
市内でも被害者の会を立ち上げたいと
思っている人がいると聞いた。
被害者の会を立ち上げる時は、
市内の相談窓口の方が、手助けできることはすると言っていた。
しかし、現実問題、立ち上がっていない•••。
これが現実。

5.問い合わせ


交通事故被害者の会に、被害者として、
メールで問い合わせをしてみた。
活動報告を拝見し、
私が参加できる場ではないと感じ取ったことも 含め思いを送った。
私みたいな被害者が相談できる会はないのだろうか。

6.結果

 数日後、交通事故被害者の会の代表者より
連絡が入る。被害者の会の内容、活動について
教えて頂き、会の入会を案内して頂いた。
何人在籍し、被害者の家族と、被害者のだいたいの比率を教えてもらった。
実際に被害者もいるため、
入会すると話を聞く機会になり、
私が抱えている悩みを全て解消するのは、
無理かもしれないが、
聞きたいことは、実際に聞ける場にはなると
案内して頂いた。

•••、入会を考えることにした。

7.おわりに

 今回、行動を起こしたことで、
被害者の会にたどりつけた。
実際に話が聞ける場を知ることはできたが、
行くまでの距離、時間、
そして活動報告を見て、
色々考えた結果、まだ、
入会にまでは至っていない。
私が求めていることには辿り着くことは、
できなかった。これが現実だった。



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