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受けとる器


自分はもしかしたら今まで
独りよがりだったのかもしれない。

と言うことに気づいた。


自分自身で越えていかなければならないこと
立ち上がる力が必要なこと
自分を生きていく力が必要であること

たくさんあるけれど

支えてもらったり
助けてもらうことが
たくさんある。


助け合いながら
支え合いながら生きていくこと
生きていけること
生かされていること
独りではないこと

自分も誰かの力になっていきたい

そう感じた時に

独りよがりでは
目の前の人が与えてくれていることに
気づけないのだと感じた。

そして自分が
今まで与えなきゃと思っていた

与えるというワードさえも
独りよがりだったのかもしれないと
感じた。

愛されたいと本心感じていても
自分の殻に閉じ籠っていては
せっかく差し出してくれたあたたかさや
真剣な思いを
受け取れない


ただ
独りよがりになってしまったことも
悪いことではなかったのだと
気づくことが出来た。


それは自力で乗り越えようと
頑張って生きてきたからでも
あると思うから。

自分一人で乗り越えなければならない
自分が自分をどうにかしなければならない

そこには
変化していきたい自分
奮い立たせる気持ちの反面

自分一人で頑張らなければならないと

知らず知らずのうちに
自分を追い込んでしまっていたのだと思う。

不安や怖さを感じないようにして
進んでいこうとする。

そうするとだんだん
自分と他者との境界線を
無意識に拡げていこうとし

本心を打ち明けることも
抵抗を持つようになってしまったりする。

起きた出来事を
自分ではどうにも出来ない出来事を
受け入れられなくなったりもする。

人を信頼したいのに
信頼出来ない。

でも変化したい自分がいる。
脱却したい自分がいる。
自分の持っている力を信じたい
自分がいる。

そう感じた時に

ただただ
自分の弱さを受け入れてみた。
どうにも出来ない出来事を
受け入れられない自分を
受け入れてみた。

そして
今の現状を受け入れてみた。

最初は抵抗する自分がいたけれど
抵抗する自分を見直すきっかけをくれたのも
周りの方々だった。

本気で自分と向き合おうとしてくれていること
真剣に伝えようとしてくれていること

自分の中で抵抗する自分と
向き合うことが出来た。
素直に受けとるが出来るようになってきた。
過去の自分も受け入れることができるように
なってきた。
どんな自分も自分だったのだと気づいた。


だから、今を生きたい
自分を感じて生きていきたい。

支え合う
助け合う
人と人とが繋がる
あたたかさを
喜びを
感じて生きていきたい。

周りにはたくさんの愛や優しさやあたたかさが
ずっとあったことに気づいた。

全て在るということが
少し腹落ち出来てきたように思う。

もちろん、今まで感じてきた
全て在るも間違いじゃなかった。

でも段階を経て
今だから感じられる
全て在るを
教えてもらえたような感覚となった。

きっとこれからも
段階を経て
感じられるようになるのかな。
と思うと
日々の感じる自分を
大切に育てていきたいと思った。

行ったり来たり
一歩進んでは止まったり
なかなか目に見える変化が無いと
焦る気持ちにもなるけれど

毎日一歩一歩
少しずつ進んでいて
学べて
気づけて
気づかせて頂いて

こつこつ生きていられることが、
今一番嬉しい。

やっと溶けていくような
解けていくような
そんな今日この頃です。

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