お笑いとは

テレビを観ていると、必ずといっていいほど、お笑い芸人を目にしますよね

今回はお笑いについて語りたいと思います

芸人の発言に対して、聞き手は「平和ボケ」でなくてはなりません
例えば芸人が「自己破産でもしたんか？！」とツッコミを入れたとしましょう
自己破産した人や、しようとしてる人は笑えないですよね
自己破産なんて全くの他人事の場合は、笑えるのです

過去記事でも書きましたが、私は酷いパワハラに遭ったことがあります
芸人さんが勤めるバーに一瞬働いたことがあります
芸人さんが指導してきて、冗談で「これってパワハラ？」と笑いました
私は笑えませんでした

「そんなこと本当にあるの～？漫画みた～い」と思ってる人は笑えます
つまり平和ボケです

となると、人生経験の浅い10代～30代の人がオーディエンスの対象となります
特に女性
私の元友人にも居ましたが、男性より女性の方が平和ボケの人が多いように感じます

話は変わって、ボケとツッコミ
ボケがツッコミどころが明確だと、ツッコミを入れたときに笑いが起きます
ボケのボケを見て、「なんかおかしいけど、うまく言語化できない」というときに
ツッコミが見事的中して指摘してくれると、面白いのです

また話は変わって、「私って面白い女」
素人でもツッコミが上手い男性が居ます
飲みの席などで、女性にツッコミます
女性はボケてるという意識はありません
男性にツッコまれる度に「私って面白いのかも」と思うようになります
それはツッコミによって成り立つのですが、
自分を「私って面白い女」と誤解するようになるのです
こういう女性は、少なくありません

実際、元友人でそういう女性が居ました
私がボケると、天然なのかツッコミを入れずに質問で返してきました
私は友人を「ボケ殺しだねぇ」とツッコミました
それが気に入ったのか、酔っ払った友人は何度も「私はボケ殺しだから～」と繰り返して言ってました
痛いです
でも「そうだね～」と話を聞いてやり、駅まで連れて行きました

実を言うとこの私
数年前までは友人たちから「面白い」「面白い」と言われ続けてきました
私が行ったことは、「視点を変えて突拍子もないことを言う」ことでした

文字で説明すると薄ら寒いので、うまく表現できませんが
私は大学時代、軽音楽部でベースを担当していました
部長が「w(私)先頭にベーシストこっちに集まれ」と教室の教壇のマイクで言いました
私は「えっ？！私ベーシスト？？」と叫びました
ベーシストじゃなかったら、なんだと言うのでしょう
皆が爆笑しました

軽音楽部の男性先輩が、「彼氏とS◯X したの～？」とセクハラしてきました
私は「途中まで…」と返しました
皆が爆笑しています
私を気に入った男性先輩が、近くに座るように指示しました

臨時職員として働いてた職場でのことです
私が辞めることになって、送別会が行われました
一人ひねくれた男性職員が、「皆俺のこと卑屈でめんどくさいと思ってるんでしょう」と言いました
皆が沈黙します
私はどうせ辞めるし、と思って小さい声で「あるある～」と言ってしまいました
全員大爆笑

でも、もう人と関わらなくなって
トンチがきかなくなって
もう面白い人ではなくなりました
「面白い」は私の代名詞だったので、悲しいです
人って衰えますね

皆さんは「人を傷つけない」面白い人になってください
もっと語りたいことがあった気がしますが…
以上で終わりにしたいと思います