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自己紹介(大学生編)

自己紹介のつづき

いろんな困難を経て、大学生になりました
成城大学文芸学部国文学科
この大学に決めた理由は、「他にもいくつか受験したけど、ここしか受からなかったから」
本当は心理学専攻したかった…
でも倍率が高すぎて、当時は諦めました
(この夢は今も諦めてません)

実家の北関東から成城大学へは、
電車で片道2時間ちょっとかかります
合格通知が来た当初、母は「大学の近くで一人暮らしして良い」と言ってましたが
さすがは母です
言うことが気分でコロッと変わります
直前に「一人暮らししちゃダメだ」と言われ
実家から通うことになりました
(友人が一人暮らしする私へと、可愛い食器セットをプレゼントしてくれたのに…)

私はやさぐれていました
今まで散々優等生を演じてきたストレスから、タガが外れたのです
「もうどうにでもなれ」
タバコに手を出しました
未成年喫煙です(もう時効なので許してください)
最初は思い出したら吸う程度でしたが、
いつの間にか常習化
タバコから手を離せなくなりました

それから、電車で通学するようになってから、私の心に変化が現れました
電車内で誰かの話し声、笑い声がすると
「自分の噂をされているのではないか」
「自分が笑われてるのではないか」と思うようになり
座席に座って隣の人が降りてしまうと、見捨てられたような気持ちになり、
「行かないで…!」と心の中で思うようになりました

今思えば、統合失調症の症状だったのでは、と思います
(大学時代に発症して、大学に来れなくなった友人が何人か居ます)

それから子供の頃から今までずっと、二女から「ブス!」「ブス!」と言われ続けた結果、醜形恐怖症になり
「誰でもいいから、私を可愛いと言って!」と胸の中で叫ぶようになりました
メンタルがおかしくなり始めていました
体重は落ちに落ち、38kgになりました

それでも私、頑張りました
大学一年生の必修の授業は、朝9時から始まります
この授業に出ないと単位が取れず、進級出来ません
朝7時前の電車に乗って、大学まで通う…
通勤時間と重なって、大混雑です
座れません
頭の中の声と格闘しながら、大学へ通い続けました

すると、いつの間にか、頭の中の声は消えました
病院に行かず、意地で自力で治したのです
キャンパスライフに慣れ、勉学に励み、友人が出来て充実していたのも大きな原因だったと思います

しかし、さすが大学
いろんな人が居ます
入学式の翌日から一泊二日で実施された、オリエンテーション(バスで地方へ移動し、宿泊し、クラスの人達と交流を深める)で
バスの隣の席になって、初めて仲良くなった女の子から、散々酷い目に遭わされました
彼女を「Mさん」とします

私がタバコを吸っていることを、Mさんは知っていました
そしてMさんは、タバコが大嫌いでした
ある時、私が体調不良になり病院で診てもらいました
医師から「肺炎になってる」と言われました
肺炎?!そんな重症なの…?
Mさんにメールで報告しました
「私肺炎になっちゃったよ…」と
するとMさん「タバコなんか吸ってっからだよ!ざまあみろ(笑)」と返信して来ました
これって友達と言えますか…?

Mさんは体は小さいが、とても気が強く、
思ったことをズバズバと言っちゃう性格です
普段はMさんが言いたいだけ言いたい様にさせてあげてました
しかし、ある時私への侮辱をしてきたので
Mさんに言い返しました
すると、Mさんかなり腹が立ったのでしょう
周りに居た他の友人に向かって
「こいつ殺しちゃっていい?」
と言い出しました
これって友達と言えますか…?(二回目)

Mさんと私は、初心者ながら、軽音楽部に入部しました
私はベース、Mさんはボーカルです
成城大学の軽音楽部は、先輩も同級生もプロ顔負けです
ファンクが主流で、パンクとロックとヴィジュアル系を聴いて育った私は、お門違いでした
Mさん含め、初心者の同級生の女の子同士でバンドを組みました

初心者で下手だったけど、私のキャラクターを買われ、部内で人気者になりました
楽しかった
愛称を付けられ、先輩からも同級生からも(後に後輩からも)可愛がられました
そこへ突如としてやって来たのが、Fさんです

「私も軽音楽部に入部する!」
私たちの楽しそうな姿を見て、同じクラスだったFさんはボーカルとして入部してきました
このFさんが困った人で、
ヒステリック(急にキレる)
情緒不安定(被害者ぶって急に泣き出す)
女王様気質(他人を見下し、奴隷扱いする)
男とすぐ寝る
トラブルメーカーでした

Mさんに、秘密の話としてメールしました
「ちょっとFちゃん苦手かも…」
すると、すぐさまFさんから携帯に電話が来ました
「ちょっと!Mから聞いたけど私のこと苦手なんだって?!どういうことか説明しなさいよ!!」
ああ、Mちゃん喋っちゃったんだ…
Mさんは、Fさんの洗脳に完全にやられていたのです
「ちょっと!なんとか言いなさいよ!!黙ってんじゃないわよ!こっちだって電話代かかってるんだからね!!」
そっちが勝手にかけてきてるだけじゃん…と思いながらも
「…ごめんなさい」と謝りました

Fさんとの付き合いのストレスから、円形脱毛症になりました
他の友人に「ここが禿げちゃって…」と相談していたら、
急に現れたFさん
「私のことじゃないでしょうね!!」と急にキレ、「違うよ~💦」と宥めました

バンド変えの時期です
FさんとMさんは、もちろん同じバンドになりました
二人ともボーカルです
ギターの後輩男性二人、ベース後輩女性一人、ドラムは誰だっけ…?と、バンドを組みました
私は別の仲の良い友人たちと、バンドを組みました

合宿がありました
スタジオのある宿泊施設で6泊7日、練習漬けの日々です
最終日の夜に大広間で、バンドごとの演奏発表会があります

ここでもまた、Fさんはやらかしました
バンドメンバーに「あんたたち下手なのよ、そんなんじゃ歌えないのよ」「反省するまでスタジオ行かないから」と女王様よろしく言い放った様です
スタジオ練習の時間になっても、ベースの後輩女性しか現れず
「私はただ楽しくやりたいだけなのに…」と泣いていました

「話し合い」と称して、FさんとMさんがバンドメンバーを自分の部屋に呼び出しました
女王様気取りのFさんと、Fさんに洗脳されたMさん
ピリピリとしたムードが漂います
その現場に居合わせた助っ人のキーボードの同級生の女性(この人もかなり気が強い)が
「まあまあ、そんな喧嘩なんてしないで~」と宥めました
するとFさん
「うるさい!あんたは黙ってて!関係ないんだから!!」と言い放ちました
これに怒ったキーボードの女性
「関係ないってなに?私はあんたたちの助っ人なんだけど?もう手伝わないから!」

ギターの後輩の男性も、怒って部屋を出ていきます
Fさん「◯◯ちゃん!ちょっと待って!!」
手を掴んで引き戻そうとします
ギターの後輩「は?もう付き合ってらんねーから」
最終日の発表会では、結局このバンドの演奏は見られませんでした

大学卒業してから、Mさんと他の友人数名で会う機会がありました
Mさんは私への仕打ちを忘れて
新婚で幸せそうです
「旦那さんもう大好きっ!!」と浮かれています
「wさん(私)と連絡取りたいのに、メールアドレス変えちゃったでしょ~?教えてよ~」
「後でメールするね😊」
もちろんメールしませんでした
というか、とっくに連絡先消してました
私は今でも許していません
Mさんと連絡を取り合ってる友人から、
「Mちゃんが出産したよ~」と写真付きでLINEがありました
無視しました

大学時代の思い出と言ったら、こんなところでしょうか
あとは、大学三年生になって、ようやく一人暮らしが許され(授業数減ってるので今更遅い)、家族が嫌いで一人が好きな私は、ホームシックもなくすんなり引っ越したこと
やさぐれながらも授業にかなり力を入れていて、教授によく褒められたこと
ファッションに目覚め、よく「オシャレ」と言われるようになったこと
一日12時間アルバイトし、店長からセクハラされまくったこと
卒論にかなり力を入れ、国会図書館まで行って調べものをし、教授たちに大絶賛されたこと
くらいですかね

でも総じて大学は楽しいものでした
青春でした
今でも当時、軽音楽部でコピーした曲を聴いて居ます

また地獄が待ってるとも知らずに…

つづく

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