苦手なしきたり
年末年始の(GW、お盆も)時期の義理家からの誘いを聞くと毎度ブルーになる最悪の嫁=自分と
分かっているのでますますブルーになる、ブルーを通り越してドス黒いドロドロした感情で満杯になる。
結婚当初から義理家で集まる習慣が苦手で仕方がなかった。
義理家とは徒歩2分くらいの近距離の為、義理親とはほぼ毎日顔を合わせており、改めて会いたい人がいない。
義理兄の奥さんとは同じ年ではあるが、旦那から「おねえさんはそれなりの人だから。」と、かまされていたので(私とは)育ちが違う的な事なのかな?!そりゃあ悪かったなと知り合う前から構えてしまっていた。
実際育ちの良い方で、趣味なども合わなそうだったが、子供達は楽しそうだしお義姉さんとはそれなりにやって来たつもりだ。
自分は結婚する前からも、してからも仕事を続けており、年末年始等、数日しか休みがなかったので出来れば1人でゆっくりしたいなと思っていたもののやはり当初は嫁の立場上?その集まりに(というか会の準備をしに)行くのが当然のようになっていた。
その頃はお義姉さんも一緒に食事等の準備をしていて、そつなく完璧なお嫁さんの振る舞いだったのでうまく出来ない自分は毎度毎度肩身の狭い?思いをしていた。
そのうち何故か謎に回を増すごとに揚げ物&後片付けワンオペ専門人員になって年末年始等の集まりのある休日はひたすら揚げ物と片付けをする、という思い出がいっぱい♪だ。
実家は祖父母等が早くに他界し年末年始やお盆だからといって家族や親戚が集合する事もなかった。
実姉は独身なので自分には甥や姪がいないし、そっちの義理兄という存在もない。
逆に若い時から年末年始等はそれぞれ旅行とかに出かける、が普通だったのでお互いの家の過ごし方が両極にあったのも行事ごとに集まるというイベントが苦手意識になった要因のひとつだろう。
義理兄一家は何泊かするのが(車で30分くらいの距離)常だったので、お義姉さん、偉いなと感心していた。
自分としては義理家での集まりは年末年始の数日間は、みたい番組ではないテレビの方向をみているという地獄の時間でしかなかったので、こうしてでも一緒にいる意味がどーしても分からずにいたからなぁ。今も。
数年前からお義姉さんが仕事をしだしてからは忙しい、ということであの集まりにお義姉さんが来ることはなくなった。
高校生になってもちゃんと集まりや泊まりに来る子供達にも感心してたけど、さすがに社会人になったら1人ずつ離脱していった。
フェードアウトするの遅くね?!と思っていた。
これが実家や実姉(が家族を持っているとしたら)だと違う感情なんだろうか。
義理両親から意地悪されたとか嫌な思いをしたとかも思い当たらず、むしろ、義理両親にはお世話になっていて感謝しているし、出来ることはしていきたいと思う。
ただずっと居心地が悪い。
義理家で自分は血がつながってないと初めからはっきり感じた。
凄く冷たい嫁として非常識な考えなんだろうだろうと自分で思う。
当初から今だに大勢集まるには小さい机に自分が座る場所はない。
それでいいと思う。
特に義理兄とは一度も世間話もした事がないし、皆の近況報告もない。
ひたすらついているテレビの方向をみて時間をやり過ごす。
毎度毎度、心の中で「この集まりに意味あるんか、なんならこの時間に観たかった映画が何本が観れるんじゃないか。」と思っている自分には相応だと思うし「やっぱり自分は他人だな」としっかり確認できる。
今年もお誘いがあったので、大晦日の蕎麦と元旦の準備をしに行くだろう。
もうやめようと言っていた揚げ物は結局去年もしたから今年もする、であろう。専任であろう。
もしも自分の子供達がそれぞれ家族を持ったとしたら、自分は年末年始の一斉の家族の集まりを撤廃しようと思っている。
そんくらい苦手なしきたりであり続けている事を
ここに書き留めておこう。ドロドロ、、、、