メイソン

2024年3月に書評を書きはじめました。 これまで、文芸、経済・経営、人文科学、社会科学、理工学に関する本を読んできました。 今後も沢山の本に触れて、それらのレビューをNoteに掲載する予定です。よろしくお願いします。

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2024年3月に書評を書きはじめました。 これまで、文芸、経済・経営、人文科学、社会科学、理工学に関する本を読んできました。 今後も沢山の本に触れて、それらのレビューをNoteに掲載する予定です。よろしくお願いします。

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      みなさんこんにちは。 今日は30年以上前に書かれた作品を紹介します。 著書:オバタカズユキの「言論の自由」です。 基本情報オバタカズユキ 出版社:双葉社 発売日:1993/3/1 なぜ、今この本を薦めるのか発売から既に30年以上経過している作品である。それでいて決して色褪せることがない。 本書で発明された「相関図による言論の可視化」は、故ナンシー関さんの「消しゴムハンコによるシニカルな批評」、みうらじゅんさんの「概念の創造」と同じくらいに物書きとしての圧倒的な個性であ

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        • 上野りゅうじん|夫と会話になりません【書評】 

          みなさん、初めまして。 メイソンと申します。普段から本が好きで色んな場所で本を読みます。 紙の本の質感も大好きですが、電子書籍もよく読みます。愛用しているのはKindlePaperWhite。スマホでコミックも読みます。 これから定期的に本の紹介をしていきます。 たまに音楽や映画についてもコメントするつもりです。 私が紹介することで作品や作者の魅力がより多くの方に伝わると嬉しいです。 基本情報上野りゅうじん(著) 出版社:祥伝社 雑誌・レーベル:FC Jam / マ