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今、教員になるメリットは〇〇が出来ること

最近、太宰府高校の芸術科にお邪魔してキャンドルイベントNightUpのアート制作のお手伝いをさせてもらいました。

僕は微々たるお手伝いしかできないのだけれど、それでも生徒さんたちとたくさんの失敗も試行錯誤も共有させてもらって本当に感動しっぱなし。

NightUp当日に灯りのともった作品を見て本当に泣いちゃいました。

以前、大学で教育学部の学生向けに講演会をした時に学生からの質問で「学校の先生になるメリットはありますか?」というものがありました。

僕は即答でこう回答しました。

「青春ができること」

大人になったら、社会人になったら青春することがほとんどありません。みんなで協力して何かを作ったり、失敗して壁にぶち当たってそこから試行錯誤したり、感動して泣いたり、ケンカしたり、、、

こうやって文字に書くと社会人でもそんぐらいしてそうなもんです。チームでの商品開発やイベントの企画運営、新規プロジェクト立ち上げなど。

でもそこに青臭さや熱っぽさ。青春っぽい感じがあることはなかなかありません。学校の先生をしているとその青春のど真ん中にいれる。一緒に味わえる。そこってメチャクチャ大事だと思ってます。

定期的にその青春にさらされてる人は、自分の中で青春スイッチを持ってます。だから時には利益や損得なんて度外視して「一生懸命目の前のことを全力でやる!」ということをできます。そういう人は何をやってても強いです。無理がききます。

そして、損得無視でただただガムシャラにやるので時には失敗や回り道をします。だから、失敗や回り道に対して寛容です。つまり失敗や回り道を恐れません。だから、何でもチャレンジすることが出来ます。これは言わずもがなメッチャ大事なこと。

そして、何でもチャレンジできるということは自分や他者の可能性を諦めません。だから否定的な言葉より肯定的な言葉が出るし、自分や他者に優しくいれるから日常を豊かに過ごすこともできます。

そしてチャレンジできるという自信は次なる好奇心も産みます。新しいものを探す力、受け入れる力、固定観念に縛られない新しい発想。どんな仕事をしててもヒトとしてもメッチャ大事なことです。何よりいつまでも若々しく元気でいれます。

青春できるというメリットを舐めてはいけない。

今回は学校の先生だと青春を半強制的にでも体験できるから、そのメリットが大いにあると思ってこんな記事を書きました。でも、モチロン学校の先生をしてなくても青春はできます。僕だってそうです。

太宰府高校のみんなと活動したり、みんなで一緒にビッグイベントを作ったり、スポーツの大会に出たり。実は何だって出来るんです。大人になっても。

あなたは青春してますか?

そんな言葉を「クサイ」「古い」「大人なのに」とバカにして、もうそんな歳じゃないんだからと斜に構えることで今の自分を正当化しようとしてませんか?

青春に回り道や失敗はつきものです。今からでも遅いなんてことはないし、いくらでもやりなおしたっていい。目の前のことに感動するぐらい心揺さぶられるぐらい思いっきり全力でぶつかってみたらいい。

太宰府高校のみんなから改めてこのことを教えてもらいました。

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原田 光
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