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FIRE目前で思うこと

これから自由な時間を手に入れるためのラストスパート中。目前だのラストスパートだの言っても1年以上先だし、本当に早期退職できるかも不明なのだけど。


ふと思うのは、これから享受する時間とお金を、育児中に享受したかった、ということ。
積み上げる専門性から早々に脱落したのだから、育休を目一杯取得しても良かったのだが、夫が在宅仕事で家にいて家事育児をやってくれたし、私の両親も健在で同居だったから、休む必要もなく働き続けた。
結果的には同期男性と同等に昇進できたので、男女平等とか女性活躍を体現して後進に示せたのは良かったのかもしれない。

最近は男性も育児休暇を取るのが普通になってきた。その多くは2週間から2ヶ月くらいと非常に短いけれども、休むマインドが浸透してきたのは良いことだ。
北欧のように、夫婦で平等に育休取得するようになれば、30代は仕事のペースを落として1日6時間勤務、末子が中学生くらいからバリバリ再開、というスタイルが男女問わずに定着するのかも。ワークライフバランスって、そこまでいかないと実現したとは言えない気がするな。

仕事のペースが落ちる時期の生活費をどうにかするのは社会保障だよね。極端な話だけど、25歳から35歳の男女に無条件で年金を月額6万円くらい支給すると良いのかも。それ以外の年代は働いて支える。
このお金でベビーシッターや家政婦を雇っても良いし、育児中はパートだけと割り切るのも良い。フル在宅ワークできる条件を最優先させても良いし、普通に働いて年金は貯めて、子どもの教育費に使っていくのも良い。キャリアアップを目指して留学なり学び直しも少し頑張れば可能だし、ブラック企業から抜け出すのも容易になる(ブラック企業にいると転職活動の時間さえ取れない)。
先にもらっておけば、年金未納の罪深さも相互扶助のありがたみも理解できるでしょう。パチンコや飲酒に溶かすのもまた一興。そのようなろくでもない人はどこにでもいるし、それはそれで経済効果になる。

よく言われることだが、50代の100万円と30代の100万円では価値が全然違う。なのに、一般的には若い時はお金がなくて人生の後半で豊かになる(ずっと無い人も最初からリッチな人も、もちろんいるけれど)。このお金があの時あれば。そこを平準化させるために、若者にバラマキ。経済も大いに潤うと思うし少子化対策にもなると思うのだけど、いかがでしょう?