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ルンバさんってこんな人

ルンバさんの定義

ルンバさんとは、その人をお掃除ロボットに交代させる方がマシだと思えるレベルの職場のお荷物。
具体的には、
 ・報連相をしないか報連相が適当すぎて裏取り必須
 ・普通の人が当たり前にできることができない
 ・ありえないミスをする
 ・仕事の習得や改善に普通の人の10倍時間がかかる
 ・仕事の遂行にも異常に時間がかかる
 ・指示や手順を忘れたり違うことをする
 ・本人にはこれらの問題行動の自覚が無い
こんな人がどの職場にも20人に1人くらいの割合でいる。

ルンバさんってこんなひと

ぼのぼの

言わずと知れた哲学系名作漫画。
しかし上記のような「仕事ができない」「改善もできない」タイプと関わって実態を知ると、ぼのぼのの可愛さや哲学的思考など全部吹っ飛ぶ。そしてアライグマくんのツッコミに猛烈に共感する。


とろ

中島みゆきの「ララバイsinger」収録の曲名。他の人のようにシャキシャキ働けない者の思いが当事者目線で綴られている。

外套

ニコライ・ゴーゴリの中編小説。この主人公のうだつの上がらないぶりや同僚からの距離の置かれ方もルンバさん。

ルンバさんの問題

仕事ができない人は、どこの職場にもいる。
仕事ができないだけなら、周りの頑張りでカバーすれば済む話なので、大きな問題ではない。ルンバさんの問題は、その問題が「周りには見えにくいこと」である。もっと言うと、ルンバさんがいる職場は「仕事の教育やトレーニングをしない冷たくて非効率的な職場」と周りには見えてしまう。指導者やリーダー、組織の長と名のつく人にとって、これは大問題なのである。
ルンバさんがある仕事を丸ごと忘れたとする。待たされた方は怒る。ルンバさんは素直に自分の非を認めて謝ることをせずに、咄嗟に適当な言い訳をする。すると怒りの矛先はルンバさんの上にいる者に向かう。仕事を落とすのは業務を詰め込みすぎているのではないか、とか、仕事を落とさない工夫を職場として指導しないのか、とか。

 やってるよ!
 新入社員の10倍くらいの回数、指導してるよ!
 でも、改善しないんだよ!

これがなかなか周囲には伝わらないのだよ。本当に。
挙句に、一緒に働く普通に働く人々が疲れ果てて、退職願や異動希望を出す。職場の処理能力はますます落ちる。
当のルンバさんには自分が職場のお荷物になっている自覚はない。そして上司に、自分が仕事を快適に進められるようにと見当違いな要求を出す。

このnoteでは、そんなルンバさん問題について、フェイク入りの事例と共に対策案などを綴ってます。ルンバさんに悩まされる全ての人に届きますように。