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ハザードマップと利便性

今の借家はいわゆる0メートル地帯にある。私が住んでる間は実際に水が出たことは無かったが、かなりヤバかった台風が1回あり、ホテルに避難とか、1階の食品だけは全部2階以上に上げておくとか、大騒ぎだった。
ひとたび溢水があれば2階天井まで水没、3週間は水が引かないと言われている。

次に住む場所は、高潮、津波、河川の氾濫、内水氾濫等の被害が絶対出ない地域、と固く心に決めて、物件を検索してきた。
しかし、実際買う段になって現地を見に行くと、水害の心配が無い地域は土地のアップダウンが激しい。冒頭画像のような、穴の空いたコンクリートの坂道が駅やスーパーまでの途上にある物件も結構あった。年齢の割には比較的健脚な私だが、これを毎日往復しろって言われたら泣く。数年に一度の大雪など、滑ったら命の危険もある。

今住んでるゼロメートル地帯は、川を越える橋以外はどこまでも平ら。その前に住んでた地方も、海から距離はあったが津波リスクがある非常に平らなところだった。平らな方がいろいろ便利。でも、災害リスクあり。

災害リスクが少ないが坂が多い地域で、アップダウンが比較的マイルドで駅や買い物のアクセスが良くて状態も良い中古物件は本当に限られる。今回、いずれも許容範囲の物件に巡り会えて、本当に良かった。住んでみたらいろいろ不満も出るだろうけれど、大雨で戦々恐々よりは良いな。