見出し画像

休みにしちゃえば?

私立中学を受験する小学6年生が1月に登校しない現象というのがある。小学校で読み聞かせボランティアをしてる経験的にも、1月に登校する6年生はクラスの半分だ。
私と同級生で御三家に進学した子も、受験日前の2週間は小学校を休んでた。最後の追い込みと感染症予防を兼ねてのことで、浪人という概念が無い中学受験、出席日数が足りなくても卒業できる小学校、という組み合わせでは当然の帰結だろう。ただ、休む側も小学校も、これで良いのかな?という気持ちにはなるものらしい。

高校3年生は共通テストが終わったら自宅学習期間になるのだから、小学6年生のカリキュラムも1月は休みにしちゃえば良いのかもね。
それか、寒冷地の学校のように、夏休みを短縮して冬休みを長くするとか。
こういうのって文部科学省が決めることなのかな。中学受験を奨励するみたいなことも難しいかもしれないけれど、実際、都内だと半分は受験するんだから、考えるべきよね。

あと、受験対策の欠席もだけど、小学校4〜6年生のカリキュラムを中学受験指導塾では5年生までに終わらせるし、公立含めて中高一貫校の多くは中学3年までのカリキュラムを中学2年までに終わらせる。つまり日本の義務教育にも飛び級制度が必要ってことだ。
人口減少していくなかで教育プロセスをカスタマイズなんて非効率的だけど、教育は工業生産じゃないんだから、カスタマイズされるべきだと思う。落ちこぼれ対策があるのだから、理解力がありすぎて授業がだるくて仕方ない「吹きこぼれ」の対策もお願いします。