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from now on 2024/12/09

これまでとこれから、その間にいるなぁと強く感じる今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
わたしは元気です。屋久島のnoteの続きを書く前に、今書いておきたいことが出てきたのでそれを先につらつらと書きたいと思います。

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「これまでとこれから」を英訳してみると、最初に「past and future」と出てきて、それでは過去と未来になってしまい、ニュアンスが違うんだよなぁ、と思った。次に、「これまで〇と〇これから」と、スペースを入れて英訳してみると、「So far 〇 and 〇 from now on」と出てきた。何度か、これらのその文字を目で追って、そして何度目かで、ハッとした。

「The Greatest Showman」という映画がある。とても好きな映画で、何度も映画館に見に行って、サントラを聴きまくった。日本では2018年02月16日に公開されており、このタイミングはわたしが仕事を辞めたあと、海外に行っているときで、2月上旬にモロッコに行ったあと、3月半ばから春分点を超えるタイミングでギリシャに行ったりしているタイミングだった。忘れもしないギリシャに行く前の03月08日、最寄りの映画館ではもう上映回数が1回/日になっていたタイミングで、わたしはこの映画を観に行った。オープニングのタップで鳥肌がたち、そこから涙が止まらなかった。レイトショーで見て、そのままツタヤに走り、CDを買って聴きまくった。そして絵を描いた(深夜になっていたので描いたのは03月09日)。

The Greatest Showman

描いていたら、ヒュー・ジャックマンだったはずのその人はわたしになっていて、舞台は地球で、気持ちよく歌うその声が世界に届くというビジョンが見えた(ので、そういう絵になっている)。

どうやったらそうなるんだろうと思った。わたしの声が世界に届くなんてそんなことあるのだろうか。こんなに気持ちよく歌えるなんてそんなことあるんだろうか。いや、この際歌わなくたっていい。わたしの声が、音が、粒が、波が、直接どこかに、誰かに届くなんて!そんな日が本当に来るのだろうか。現実的に考えて無理でしょうよ、何を夢みたいなことを。頭はそう言っていたけど、そのときのわたしは何も分かっていないわたしではもうなかった。かといって何もかもがわかっていた訳では全くなかったけど、そのときのわたしはもう、自分がこの感じ感覚でみたビジョンは、いつか(そのいつかがいつなのかは今のわたしにはわからないけど)、いつか未来のある瞬間の自分と重なっていることは知っていた。だから、いつかそういう日が来るかもしれない、そう思って、この絵を部屋の壁に貼った。ちなみに今も変わらず、部屋の壁に貼ってある。

映画の終盤で、ヒュー・ジャックマン演じるP・T・バーナムが全てを失ったところから再起するところで流れる曲がある。そのタイトルが、「from now on」なのだ。

やっとあの曲の意味がわかったと思った。あの曲が、あの場所で流れている意味が、歌われている内容が。

実際には頭では分かっていないと思うが、体感的に・・・・わかったと感じた。だから、きっとわかったんじゃないかと思う。繰り返しになってしまうが、だから、あのタイミングで流れていたあの曲のタイトルが「from now on」なんだと思ったし、あんなに泣けたんだと思ったし、今も聴きながら泣きそうになっている。

それと同時に、たぶん、今自分はあのときの自分がみた、あのビジョンの場所に立っているのだと思った。あのときのわたしは、自分の感覚的には名実ともに独りぼっちで、'なんとなく'に代表されるそのとき掴んでいたかすかな感覚以外は何も持っていなかった。でも何故か絶望の隣には必ず希望がいて、一瞬たりとも立ち止まることも、そう考えることもなかった。とはいえ、いつ辿り着くのかわからない、わからないどころか検討もつかないその場所に、気が付いたら立っていたなんて!今、厳密には「これまでとこれから」を英訳してそこに「from now on」という文字が並んで、その文字があの曲のタイトルと繋がったさっき、初めてそれがわかったのだ。改めて書いてみて、素直にまた驚いている自分がいる。

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わたしの声は届く。それは、あのときひとりでみたビジョンを、今はひとりでは見ていないということだ。今日は2024年12月09日で、この絵を描いた2018年03月09日からだと6年と9ヶ月、日数でいうと2,467日。ちょうど、まさに当時の木星がAscを超えたタイミングだったことも、二重円を出してみてわかったりして、そりゃそうだなと妙に納得した。

日数計算のサイトから

もう一度書く。声は届く。音は響く。波は繋がる。わたしはここにいる。その感覚を、水星逆行のこのタイミングで、しかも当時(2018年03月09日~)海王星や太陽がいた場所に今は土星がいるタイミングで、このことに気付けて本当によかった。

新しい波紋は、想像もしていなかったカタチで今ここのわたしに届けられた。先月、まさに「声が届く」「声を届ける」こと、「対話 / 自分と、誰かと、そして世界と」、そして「循環」をテーマにしたフェスの5回目を開催し、そのテーマが「新しい波紋」だったのだ。毎回テーマはあるが考えているのではなく、勝手に "みえるわかる" のでそのままそれをテーマにしている。時空間を超えて繋ぐ、音のお祭り。それはきっと、過去を超えて未来へ、そして未来から今へ、そしてまた過去のあのときのわたしへ。今を起点に、全てのときは繋がっていて、色んなことを、必要なタイミングで、わたしに、あなたに、世界に届くようになっているのだと思った。

ということで、わたしはまた次の世界へ行きます。
今のままで、でも全然違うわたしと一緒に。




2024/12/09 (272/366)


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