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黒神話:悟空

■ゲーム内容
西遊記の後日談アクションアドベンチャー
操作するのは孫悟空・・・ではなくその意志を継いだサル

■売上情報
・Steamの売上ランキング1位を獲得、2週間で1800万本突破
・同時接続数はパルワールドを抜いて歴代2位の222万人を記録
・売上の90%近くが中国が占めている模様。日本は1%

■感想
よくありそうな普通の3Dアクションゲームという印象。
出来が悪いわけでもないが、このゲームでしか得られない体験があるわけでもない。
死にゲーで何度も挑戦して攻撃パターンを覚えていくゲーム性。

▼良い点
・難易度が高い故、クリア時の達成感が大きい
逆を言うとゲームが得意でない人向けではないが、レベルの概念がありとりあえず雑魚敵を倒し続けていれば強くなれるので詰む事は無い

・ボス戦の種類が多い
アクションゲームにおいて戦う対象が多いのは重要で、ボリューム感を感じることができる。フィールドよりもボス戦に工数を割くのは正しいと思う。


▼改善できそうな点
・フィールドコリジョンが粗い
行けそうなのに見えない空中壁に当たる。ということが非常に多い。
一見めちゃくちゃ広いオープンワールドのゲームなのかなと思いきやわりと移動範囲は限られている。ジャンプも可能なのだが、ちょっとした岩に登れなかったり、小さい丸太でも飛び越えられなかったり雑な設定。
かなり割り切って設定されている印象を受ける。

・攻撃アクション発動でスタミナゲージが消費される
回避行動を取る場合にスタミナゲージを消費するのだが、攻撃する場合でも消費される。つまり攻撃しまくっていると回避ができなくなる。
この仕様事態は悪くはなく、とりあえず攻撃しまくればよいというわけではなく余力を残しながら戦う駆け引きが生まれる。
問題はスタミナがなくなった場合、ユーザーに何も知らせない事。なのでなぜ回避ができなかったのか慣れるまで分からない事が多かった。

・ストーリーが理解し辛い
おそらく、西遊記を知っている前提でシナリオが組まれている。しかも日本の西遊記と中国の西遊記では微妙に設定が異なるようで、西遊記に慣れ親しんでいる人以外には刺さりづらいと思われる。

・ロードが非常に長い
SSD推奨。低スペックのPCの事は考えていない模様。

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