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私なりに考える「すべらない」ゲーム
世の中の事情によりボードゲームのオープン会を中々開催しづらい今日この頃。私はおととしの12月から「そこの羊を囲む会」というオープン会を主催させてもらっていますが、個人的にはオープン会の場というのはボードゲームに興味を持った人が「こんな面白いゲームがあるのか!」と自分が持っていないゲームとの新たな出会いに繋がるものでもあると考えています。
【お知らせ】
— 泉研@塩 (@nobirobeisan) November 3, 2018
12月1日(土)、ボードゲーム会を行います!
『そこの羊を囲む会』
場所:大門総合会館(富山県射水市大門67)
時間:10時~21時
参加費:500円
途中入退室自由、参加は自由です!
ボードゲーム初めての方にもお越しいただきたい楽しい会です、皆様お越しください~! pic.twitter.com/W55f9TJnf1
さて今回、経験と独断と偏見によりオープン会ですべらないゲームを考えてみよう。思い立ったものです。ちなみに①初めてでもゲームの面白さを理解しやすい。②ボードゲームに慣れていない方と慣れている方が同卓してもゲームの理解度に差が生まれにくい。を「すべらない」基準に考えています。
1.ペアーズ
テンデイズゲームズさんから様々なバージョンが出されているカードゲーム。自分の手番に出来ることは「めくる」か「引き取る」か、のみ。バーストする危険度が視覚にもわかりやすく、かつ運による揺らぎもあるので戦略一辺倒ではない。チキンレースがミニマムな形で表現されているゲーム。人数も2~10とこだわらず遊べるのはいい。
2.それだっ!
アレックスランドルフ作の二人専用ゲーム。オープン会を主催していると一人で来られたタイミングで卓が空いてない等の状況もあるのだが本作は手堅く対応できる。盤上のどのコマがゴールするかを秘密裏に宣言し、①そのコマをゴールさせるか②相手の宣言コマを当てるか。というシンプルなゲームだが、心理戦に主軸が置かれているのでゲーム慣れ具合にかかわらず遊んでもらえる。
3.カルカソンヌ(4人以下)
世界大会もあるゲーム。手番ではタイルを並べ、皆でフランスの城塞都市カルカソンヌを作っていく。相乗りや乗っ取りによって情勢がガラッと変わる辺りがドラマチックな興奮を演出してくれる。点数計算とミープルはどこに置けるのかが少しややこしいかもしれないが、経験上その卓全員が掴めていない。ということは無かったので同卓した人の助けも借りつつ楽しんでもらいたい。人数が増えれば増えるほど手番による揺らぎが起きるので、5人よか4人くらいまでの方がいいと思う。
4.イスタンブール
2014年ドイツ年間エキスパートゲーム大賞のゲーム。上述のゲームより比較的ルールの枝葉は複雑目だが、手番で出来ることは1~2歩動くだけなので他の人の動きを見ていれば何が出来るか何となく掴める。お金や資材を使ってルビーをいかにして集めるか?というゲームなので他人を直接攻撃する要素も無く、多人数でもプレイヤーの傾向を気にせず出しやすい。個人的にはゲーム開始時点で親戚が警察に捕まってる件をインストで必ず説明している。
5.ラー
クニツィアの3大競りゲー(モダンアート、メディチ、ラー)の中ではガードレールがしっかりしていてゲームが崩壊するリスクが少ないと思う。①競り札が全員から見える点と、②競り落とした物は要るものも要らないものも全部やってくるので強い札があれば強いとは限らないという点がかなりアツい。5人で遊んでもプレイ感が変わらない点と、3ラウンドあるので最初は「う~ん?」という感じでもなんだかんだ体勢を立て直せる点から自分の中ではすべらないゲームとしてかなり信頼感を持っている。
あとがき
いかがでしたでしょうか。いろいろな方のいろんな視点が有ると思いますが、自分が思う「すべらない」ゲームはこんな感じです。みなさんも善きボードゲームライフを!