怖いままママになる
自分が子どもを産み育てるなんてとんでもないことだなと思っていたことがあります、若かりしころですが 笑
それでもわたしは親になりそれなりに子育てしています、それなりに 笑
今 2人の娘がいて
笑ったり怒ったり嬉し泣きしたり、そんな毎日
9年前のわたしは
もし、自分の子が自分と同じように重いアトピー性皮膚炎や摂食障害になったらどうしよう
そんな不安を消せないなら子どもを産む選択をすべきじゃない!と思い込んでたんですよねぇ
わたしは親として子育てをし続けられるんだろうか、、何もかも嫌になって子どもや夫と一緒にいるのが苦しくなって家族を家庭を投げ出してしまわないだろうか、、
こんなわたしは最低だな、保育士も続けられないよな
って、自分のなかで不安を膨らませて、それにのみこまれてたわけです。
誰かに相談するとかそんな選択肢も思い浮かばなくて、ひとり悶々としていました。
色んな思いをグルグルさせながら行った2回目の産婦人科の健診で、エコーを見て画面に小さな白い丸が映って、その真ん中で動いているあかちゃんの心臓があって。(まあ、あかちゃんの形はまだしていなくて、見た目は丸い物体だけど)
エコーを見て瞬間的に
「ああ、こりゃダメだ」
と心の中でつぶやいたのをすごく覚えているんです。
わたしの考えて産むとかおろすとかそんな選択を自分ができるなんて違ってたわ
この心臓を動かしてるこの子の人生がもう初まってるんだ
産まれるのか産まれないのかを決めるのはこの子なんだ
わたしじゃないんだ、、、
自分の内側の何かがグルンッ!てひっくり返った瞬間
自分の人生のことなのに、自分ではどうにもならないことがこの世にはあるんだなぁという
"自分" という存在を手放すようななんだか不思議な感覚でした。
だからって妊娠期間がバラ色になることもなかったし、出産なんてすったもんたしたし、良いことばかりじゃないのは変わらないんだけど 苦笑
ただ、あの日、「産まれておいで」ってお腹に話しかけた自分に祝福と感謝は忘れてはいけないなーと。
ガム食べながらテレビを見てる長女を見ながら思うのでした( ̄∇ ̄)
今日もグッジョブ、わたし