村田青葉
これまでに書いてきた脚本・上演台本をまとめています。過去作も、随時更新予定(したい)です。
2019年の11月22日から11月30日まで、東南アジアを訪れた日々のことを、現地で書き留めたノートと写真をもとに、実際の旅程を追体験できるように投稿していきます。
第45回北上市民劇場『未来圏への風』より、『今も吹いているか』の上演台本を公開します。 北上市民劇場には「北上市民の知られざる一面」というテーマがあり、今回の作品は創作期間中に起きた事件、実話をもとにしたものになりました。 昨年から北上市民劇場には関わらせていただくようになり、参加している皆さんのいろんな顔も見えてきた中で、僕なりに皆さんへのリスペクトをこめました。 いろんな人たちが紡いでいく、過去と未来、現実と虚構も行き来する作品ですが、「北上市民劇場」が主人公のよう
第9回盛岡劇場「劇団モリオカ市民」公演(通称モリシミ) 『盛岡バスセンターものがたり』内で上演した作品の脚本を公開します。 3部構成+OP、幕間、EDと盛りだくさんの内容だった今回の公演。 第1部の作品として上演していただいた僕の作品には、 『ハブになるバスのセンターの今と昔とこれからのお話(たち)』 という題をつけていました。 今回のモリシミでは、盛岡市民の方に寄稿していただいたエピソードをタネとして、盛岡市内で活動している各脚本家が作品を執筆し、それを同じく各演出家が
昨年に続き、2023年の活動をまとめて書きます。 「もっと更新しなきゃなあ…」とは思いつつ、こうしてまとめて振り返るのも、1年の通信簿をつけるみたいで悪くないなと思ったりしています。 (それが更新をしない理由にはなりません。すり替えです。) さて、今年は9本の新作脚本(うち2本は構成)、12本の演出、5本に出演でした。 さらに、ボードゲームを1作…!作りました!(後述) 演劇ユニットせのびとしては、3~5月にかけて、「若手演出家コンクール2022」「かながわ短編演劇アワ
筆不精なので、こういう機会にがっとまとめて長文を書きます。。 2022年の活動をまとめます! 今年は11本の新作脚本(うち2本は加筆)、19本の演出、14本に出演でした。 さすがにやり過ぎました。 演劇ユニットせのびとしては、豊岡演劇祭2022、ミチゲキ2022に参加できたことで、盛岡だけでなく、豊岡(兵庫)、大館(秋田)、仙台(宮城)での上演の機会をいただき、劇団としても大きく成長できた年になりました。 おかげさまで、若手演出家コンクール2022で優秀賞をいただくこともで
27歳最後の日でした。 ただいま、実家の引っ越しで帰省中です。 昨晩が、元の家で過ごす最後の日で、テーブルとかも全部運び出したあとに、床にボードゲームを広げて家族で遊びました。 こうして家族でボードゲームをするようになったのは、姉が東京から戻ってきてから。 いまでは、帰省のたびにあまり重くない(ゲーマーの感覚の重くないで、重量とは別の軸)ゲームをいくつか見繕って遊んでいます。 (ちなみに昨日は「チケット・トゥ・ライド」) 生家がなくなるというのはなかなかにショッキングな出
もう6か月も前の話になるのですが、この場に書き留めておかないのもなんだかなあと思い、ご報告です……。 3月20日に神奈川芸術劇場で行われた、 「かながわ短編演劇アワード2021 戯曲コンペティション」において、 『@Morikoka(僕=村田青葉の場合)』 が、グランプリを受賞いたしました。 応援してくださった皆様、その後、気にかけていてくださった皆々様、本当にありがとうございました。 (それにしても締まりのない顔をしているなあ…) 一度目の講評の段階から動機が激しく、
2021年、明けました。 明けましておめでとうございます。 今年は、盛岡から仙台の実家に戻り、 首都圏から地方に帰れない人や友人、また、その逆の人たちはどのような、思いなのだろうかと巡らせながら、2年ぶりの実家での年越し。 大学卒業以降、東京で働いていた姉が昨年中に仙台に戻ってきたので、僕が戻れば7年ぶりに家族が揃っての年越しになる。 別に、また来年以降も機会はあるかもしれないけど、何故だか今年は帰らなきゃ行けないような気もして、帰ることにした。 大晦日も、元日も、そし
世界遺産の街、ルアンパバーンの朝は早い。 朝の5時には起床し、身支度を整える。 肩に巻いて垂らしている布は、模擬的なラオスの正装。 ちなみに下に履いているのは、昨日ナイトマーケットで購入したパンツ。 これから写真右下にある、お菓子の入ったゴブレットをもって、街に出るのだ。 中心に近づくにつれて、人が増えてくる。 まだ、朝の5:30。夜明け前の暗い街に、だ。 そうすると、向こうから、暗闇に似つかわしくない、鮮やかなオレンジの布を身にまとった一行がやってくる。 こちらが、
夜行バスが停まった頃に、起きた、と思う。 どちらが先だったか、とにかく到着したという雰囲気で目覚めて、バスを降りると、こんな場所だった。 地図を見ると、市内(泊まる予定のゲストハウス)までもそんなに遠くないようで、時間も早いし歩こうかということで。 海外旅行が好きな友人に、東南アジアに行くんだと話したとき、 「東南アジアに行くなら田舎だよ。」 と助言された。 「都会に行ってもなんも面白くないよ」 と。 市内にたどり着きそうな気配なのに、まだまだ時間が早かったので、途
ラオスのヴィエンチャンに着きまして、バスを降りたところのすぐそばにある大きなショッピングモール。 「タラートサオショッピングモール」というそうで、言うならば駅ビルですから、盛岡ならばフェザン、仙台ならばエスパル、新宿ならばミロードですが、それの外観がこちら。 右側です。 もちろん中にも入りましたが、、うーん。 商売っけがないのか、活気があまりなく、物もなんだか分からないなあ、という感じでした。 まあ、ショッピングが目的ではないので、先へ進みます! ここから角を曲がると
9:30 タイを出国し、ラオスに入国した。 Wi-Fiにつなげられておらず、連絡が取れていない今、ふと、向こうの人からしたら自分は死んでいるのでは?という気がして、今こうしてバスに乗っている自分が嘘のような感じがした。 でも、今、こうして自分は生きている。 今、初めてちゃんと、海外旅行をしているのかもしれないと思った。 セブンで買ったパンがちゃんと美味しい。 午前中はサラ・ケオク(ブッダパーク)にいた。 「奇怪遺産」にもなっているパークであり、出国前日に、代官山の蔦屋に行っ
上演台本『ハロー!エチオピア』を販売・公開いたします。 この戯曲は、昨年の11月3日、演劇ユニットせのびBookmarkが企画した『TREE HOUSE FESTIVAL 2019』にて上演し、 その後、2020年2月15日、16日に、演劇ユニットせのびの第7回公演で再演をした作品です。 この台本は、Yogee New Wavesさんの楽曲『Hello Ethiopia』から影響を受けて(正確に言うと、その楽曲の制作にまつわるエピソードから影響を受けて)執筆したものです。
寝台列車に乗って、やってきたのは「ノーン・カイ」という、タイの東北部の町。 朝早いとはいえ、バンコクやアユタヤで見かけたトゥクトゥクやタクシーの数は少なく、 起伏が少なく、道路真っ直ぐ遠くまで見える様子は、寂しさを感じさせます。 そんな町で、トゥクトゥクを拾い、行き先を告げます。 『サラ・ケオク』、ブッダパークへ。 〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜 着いたのが、現地時間で6:45頃 出迎えてくれたのがこちらの仏像 とにかくでかい 中に入ると、まずこれ 食べ
20:20 ノーン・カイ行きの寝台列車に乗っている。 900Bくらい(3000円ちょっと)で11時間弱くらいなのだが、相当に快適である。 新幹線のようなイメージでトイレ、洗面台もあり、座席は下に向かい合わせ(これは倒してベッドにする)と、上にベッド。 椅子は柔らかくはないが、しっとりと沈み込む。 マットレスくらいにはよい。 コンセントとあり、水置き場とテーブルもある。 これは使える限りは使いたくなってしまうなあ。 寝台列車に乗り込んで、友人と少しお話をしてから、良き時間
(日々があっという間にすぎる…) タイ4日目 この日は朝はチェックアウトまでゆっくりし、お昼前くらいから活動開始。 「もしかしたら、病院に行く必要があるかも…」 を頭に入れつつの行動だったので、こうなりましたが、実際はすっきり。 病み上がりの少しふらっとした感じのまま、外へ出ました。 そういえば、僕らが泊まったヒッツホステルは、朝食が付きました。 といっても薄いトーストパン2枚と卵(目玉焼きかスクランブルかを選べる)のみの簡素なもの。 ただ値段は安かったです。(どこもだ
まだ終わってません、3日目。 バンコクに戻ると駅にはすごい人! 地べたに座って、寝転がって、、、ええ? ここもWi-Fiが使えるので、少しだけ調べ物をして、用を済ませて(→明日の分の記事で分かります!)、ご飯処を探します。 なにせおいしいものが食べたい! おいしいものを食べると元気になると知ったので、お金をケチらず、良い店を探し出し、歩きます。。 そしてたどり着いたのが「ソンブーン」 蟹のマークが目印。 ここの名物は「プーパッポンカレー」 プー=蟹、パッ=炒める、