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【詩作】幸福なんて

鈴木のびで です。
「幸福」の定義は人それぞれ、十人十色
傍目には不幸に見えても 本人は幸福なのかも?
どうやら、私の「幸福」は… 捻くれています…(苦笑)
それでは どうぞ

「幸福なんて」

「幸福」なんて言葉を
憶えてからは ろくなことがない
「こんなもんさ」と あきらめていた
リアルがやけに 貧乏臭く見えちまう

「幸福」なんて結局
不幸な奴を捜し回ること
「あんなさえない野郎もいる」と
「俺の方が十倍マシだ」と
ひとりでこっそり笑うこと

幸福なんて
幸福なんて
知らぬが仏の エデンの果実
ひとかけら
かじったら
死ぬまでまとわりついてくる

幸福なんて

以上、鈴木のびで 「幸福なんて」でした。
この作品の使用、転載などについてはお問い合わせいただければ幸いです。

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