子どもは可愛い、だけど時々辛くなる ~母親歴2.5ヶ月で感じたこと~
母親歴2.5ヶ月。
まだまだ新米の私ですが、育児をしてみて思ったことを書きたいと思います。
子どもは愛おしいほどに可愛い。寝顔は天使のよう。
だけど、めちゃめちゃ手間がかかる。。。。
産休/育休中で家にいるけど、自分の時間なんてものはほぼ存在しない。
睡眠時間はもちろん、トイレや歯磨きでさえ、ままならない。
産休中頑張っていた食事作りはどんどん適当になっていく・・・。
仕事も大変だったけど、仕事とは違った疲労感がある。
何が大変なんだろう・・・?と思い、自分なりに書いてみた。
1.自分の時間がない
育児は大変だけど、本当に24時間赤ちゃんを見つめているのかというともちろんそんなことはない。生後2ヵ月も過ぎると、5時間くらい連続で寝てくれる夜もあれば、1時間くらいお昼寝してくれることもある。
"自分の時間あるじゃん"って言われそうだけど、何が辛いって、自分の時間がいつできるかわからないこと。今までだったら、"洗濯をしてから掃除をしよう"とか、"ここまで仕事のキリがついたら買い物に行こう"とか、ある程度計画が立てられた。だけど、産後は全部ベビちゃんのリズム。(これを書いている今も、ベビちゃんが泣き出し寝かしつけ...)
時間がないのではなく(物理的な時間も多いわけではないのだが)、"自分のために確保された心理的に安心しきれる"時間がない"のだと思う。これが数日であればまだしも、24時間365日続くのが育児のまた大変なところ。仕事だったら、どんなに忙しくても、1ヵ月に数日、1日に数時間、自分だけの時間はとれるし、夜はまとまって寝る時間も取れるけど、育児はそうはいかない。休みは存在しないし、睡眠もこま切れ。こういうのが積み重なって、「あー育児大変・・・」ってなるんだと思う。
2.家庭外のコミュニティーが疎遠になりやすい
産休に入ってから、家族以外と話をする機会が極端に少なくなった。今年はコロナの影響もあって、市町村で開催してくれているコミュニティーやマタニティー〇〇のような場所にも参加しにくかったことも手伝っているのだと思うけど。
日々考えることは、家事・育児で生じるルーティンの仕事をいかに効率良く、楽しくできるかということ。仕事のように「その考えいいねー!」とか「その発想すごいわー!」といった感動は少ない。私は、仕事をする上で、チーム内でコミュニケーションをとりながら、事業を進めていくのが好きだった。その感動や共感が得られないことで、一人で悶々と考えたり、小さなことでイライラしてしまったりすることがあったように思う。私は、一人ルーティンが寂しくなってしまうタイプなので、ここについては共感が得られる人とそうでない人が分かれる気がする。
3.やって当たり前、サボってるとマイナス
家事・育児において正解なんてものはない。自分の中ですごく頑張っても誰にも評価されることもない。それなのにちょっと手を抜いたり間違ったことをすると、親やから心配の声があがるし、自己嫌悪に陥りやすい。「親なら子供のために身を粉にするのが当たり前」という世間一般の固定観念のようなものも自分に重くのしかかる。(勝手に気にしているだけかもしれないが...)
ベビちゃんが生後1ヵ月くらいの時、2週間ほど母親に自宅へ応援に来てもらった。育児を手伝ってもらったのがありがたかったのはもちろんだが、「ちゃんと子育てしててえらいねー。ベビちゃん順調に育ってる^^」と言われたことが心の負担を軽くしてくれた。自分が望んで産んだ子だし育てるのは当たり前なのだけど、自分を育ててくれた母親から褒めてもらったことで、自分を認めてもらった気がしてすごく嬉しかった。
母親になって、自分がしっかりしなきゃという責任と、正解のない道を走り続けていることへの不安に押し潰されそうになっていた。母から褒めてもらって、自分がちょっと変な心理状態になっていることに気づいてから、自分を褒めてあげるようにしている。
育児が大変な要素はたくさんあるけれど、私が感じた育児の大変さ三つをまとめてみた。
以下は、私がしてみている対策です。
⚫︎ 1日1時間くらい自分だけの自由な時間をもらう
これは夫の協力が必要なのですが、ベビちゃんが寝た21-22時の一時間、自分時間をもらうことにしました。この時間、私は別室に移動し、夫にベビちゃん対応を全てしてもらう。寝ても、ブログを書いても、youtubeを見ても良い誰にも邪魔されない自分だけの時間。これがあることで、気持ち的に楽になりました。(あと、夫の育児に対する理解も深まる)
⚫︎ 自宅でできるコミュニティーに所属する
私は起業した知り合いのお手伝いを少しだけさせてもらっています。まだまだ始めたばかりですが、現職ではできないことにトライさせてもらっているので、とても楽しいです。
私は無償でやっているのですが、副業という形でも良いと思います。何かしら、社会との接点を持っておくと、息抜きにもなるし、妻として、母として以外の顔を持つことができるのは、自分の心の気分転換場所にもなると思います。
⚫︎ 適当を肯定する
元々割と適当な方なので、あえて書くのも変な話なのですが、手を抜けるところは抜いています。産休に入りたての頃は、「仕事してないんだから、家事はしっかりやらなきゃ」と勝手に自分を追い込んでいました。家をきれいにしたり、バランスの良い食事を作ったりも大事ですが、完璧を求めすぎてできない自分にイライラすることは、家族にとって良いことなのか??とある時感じました。そこから、"まいっか〜"と、自分が笑顔でいられることを優先することにしました。
これらをしたからといって、育児の負担が軽減するわけではない。だけど、少し育児をしていく中で自分の気持ちが楽になったので、参考程度になればと思います。
「赤ちゃんの笑顔や寝顔がかわいくて、疲れも全部吹っ飛んだ」というワードはよく聞きますが、そんなわけはない。(と私は思います。)確かにベビちゃんは可愛いけど、疲れは着実に溜まっているし眠いもんは眠いw
だから少し力を抜いて自分に余裕を作りつつ、赤ちゃんと一緒に成長していければ良いなーと思っています。
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