MC同時通訳。

土、日に武道館で台湾のバンド「五月天」がライブを行った。
おそらく今のアジア圏では最も観客を集められるバンド。
日本でもMaydayとしてアルバムを出しているし、B’zやGLAY、flumpoolとも交流がある。
今回のライブではポルノグラフィティのメンバーもゲストに。

【レポート】Mayday、武道館でポルノグラフィティ岡野昭仁と共演のサプライズ
https://www.barks.jp/news/?id=1000137910


私は見に行ったことは無いし、今回も行ってないのだが、知人がライブのニュースをYouTubeで見つけて教えてくれた。
見ておどろいたのがMCの同時通訳。会場の大スクリーンにメンバーの会話が次々と日本語に訳されて表示されていく。すごい。

https://www.youtube.com/embed/a4q3jvEI-YY?feature=oembed

台湾でもマニアにレコード盤は人気。CDのリリースのあと、暫くしてからレコード盤も出る(こともある)。値段、高いけど。


前回の来日ライブの時から導入されているようだ。
…で、自動翻訳かと思ったら、なんと翻訳者五人使っての人力だそうな。
だから、ややこしい言い回しとかの翻訳精度もかなり高いんだろうな。

同時通訳って、宇宙ステーションからとか、政治家の発表とかでしかお目にかかれなかったけれど、こんな風にステージと観客とのコミニュケーションが深まるような使い方っていいな。

外人さんのコンサートは何度も見にいったが、ミュージシャンが曲の合間にボソッと話す言葉に、ごく一部の客が大ウケするのを羨ましく思っていた。

ミュージシャンだって、より一体感を感じたいだろうし、伝えたい気持ちをしっかり届けたいもどかしさもあるだろう。
五月天のメンバーもそれを強く感じたからこそ、の同時通訳だと思う。
素敵な試みに拍手。




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