和歌おきば 2020-08 (降順)
短歌
ゆく道の夕日の一縷うつせみの地にあがけるをいま照らさなむ
山の日の暮れゆく方になく蝉のいのちの声のにじむ雲かな
うつし世のうた如何ならむ原爆忌のしじまをわたるうつせみのこゑ
コンビニへ向かふ生足むばたまの夜風と触れて八月になる
(※ cognacさん@qnnosiの詩想をお借りした歌)
俳句
雁振の鳥は去りたり秋の風
夕梵や秋蟬どもの果つる庭
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ゆく道の夕日の一縷うつせみの地にあがけるをいま照らさなむ
山の日の暮れゆく方になく蝉のいのちの声のにじむ雲かな
うつし世のうた如何ならむ原爆忌のしじまをわたるうつせみのこゑ
コンビニへ向かふ生足むばたまの夜風と触れて八月になる
(※ cognacさん@qnnosiの詩想をお借りした歌)
雁振の鳥は去りたり秋の風
夕梵や秋蟬どもの果つる庭
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