【徒然】2017年1月
ある夜のこと、林先生の初耳学というテレビがやっていた。林修先生がいろんな人からコレ知ってますか?と質問を投げられ、それに回答出来るかというものだ。
そもそもコレがコンテンツとして成り立ってることがスゴいことだなぁと思いつつ(林先生以外なら弱い者イジメになりかねない笑)、質問と回答そのものよりも林先生がどんな風に物事を捉えているかに興味が湧いた。
番組を見ていると林先生の答えのパターンは大きく3つに分けられる。
①知っている
②推測して当てる(或いは外す)
③知らない
この中でスゴいなぁと思ったのが②推測して当てるだ。
林先生とは言え必ずしも正解を知っているとは限らない。ただ、林先生は明確に答えを知らずとも周辺知識を結び付けたり、全く別の分野だけど似たようなロジックのものを探して答えを見つけようとする。
勿論外れることもあるのだけれど、この姿勢はとても大切なように思えた。
この一ヶ月1つのことに絞って実務に係るインプットをしていた。けれど、法律分野はあまりに細かく例外も多いためすべてを覚えるのは難しい。
しかも、実際に全ての知識を持っていることが必要かと言われると実務上必ずしもそうではなかったりする。
そんな中、上司や色んな人の仕事振りを見ていると、知識以上に論点を見付ける能力が大切なのではないかと思えてきた。
論点さえ見付けてしまえば、更に詳細な知識は調べれば良い。大事なのは色んな視点から肝となるポイントを見つけ出すことなのだと思った。
勿論、林先生もそうだけれど関連付けてモノを見たり、広範な発想を保つためにはベースとなる知識が必要だ。
まだまだ自分はベースとなる知識を付ける段階でもあるけれど、併せて肝を見付ける努力もしていきたいなと思っている。