【タスキ】入社4ヶ月の振り返り
師走振り返りです。
例によってここは自分振り返り用。
・スタ★アトピッチ開幕
・上記に伴い日経新聞掲載
・競売不動産評価人申請、そして落選
・HP制作会社ヒアリング
・indeed募集開始
・求人広告掲載開始(Be-job)
・ハローワーク面談会実施
・年末挨拶(秋田、仙台、盛岡)
・Tohoku Future Builders 1回目参加
・秋田県不動産鑑定士協会研修
今月は自身が営業に行くのに加え、営業を受けるという経験も多くさせて頂きました。自分が話を聞くと分かること色々ありますね。今回は下記3点につき書きたいと思います。
1、刺さらなかった営業
2、刺さった営業
3、採用とMVVの話
1、刺さらなかった営業
最初に1と2の結論を言っちゃうと、①そもそも実現可能性の範囲内にあること②自分が気付いていなかった価値に気付かさせてもらえることが大事かなと。
今月から既存の看板事業の方で採用を強化しました。今まではただハローワークに出すだけだったのですが、人は来ないわミスマッチは多いわだったのでテコ入れを図ろうという話になりました。
やったのは大きく分けて3つ。
・ハローワークの個別面談に出る。
・indeed無料版を使う。
・有料求人媒体に掲載する。
結果、ハローワークの個別面談でもindeedでもそれぞれ面接に進む方が出てきたので、行動に移すのって本当に大事だなと改めて実感しました。
刺さらなかった営業で話を出してしまうのは恐縮ですがindeedさんの有料プランは①そもそも実現可能性の範囲内にあることを外してしまっていたので検討外となりました。
さすがindeedさんでプレゼン資料は美しく、担当していた方のお話も非常に上手でした。オンラインで説明を受けましたが、不便もなく慣れた様子でご説明頂きました。
惜しむべきは、首都圏の感覚をそのまま地方の中小企業でお話されていたことです(少なくとも私の受け取り方としては)。indeedの場合、有料プランを活用すると上位表示されやすくなり、クリック単価で課金されると。そしてその上限を職種毎の採用単価で設定されている企業様が多い。これがざっくりとした説明でした。
そして、弊社の募集である看板の取付や施工をカテゴライズすると、土木・建築であり、この採用単価はいくらであり、2人採用を検討しているのであれば採用単価×2人を上限としている企業様が多いですと。
何の問題もないです。説明はパーフェクトです。
ただ、高ぇ。
その採用単価がうちにとっては目が飛び出るほど高かった。勿論、採用には出来ることならお金を掛けたい。いいサービスを受けるには相応の対価が必要だ、分かってはいます。
でも、上限値とは言え、採用出来るかどうか分からないサービスに今までハローワークの無料求人しかやっていなかった企業がその額を出せるか、いや出せない。少なくとも無料、又は少額でもまだ出来ることはあるはず。まずはそこからだ。ということで結局無料プランで掲載しました。
何が言いたいかというと、そもそもの実現可能性に入ってないとその後の話ってなかなか入って来ないんですよ。そして、その実現可能性の範囲は企業によって全然違う。だから、よく言うヒアリングって大事なんだなと思いました。
念のため書いておくんですが、サービスとして本当に使って良かったと思うし、webならではのPVを分析出来るとかすごくいいです。営業担当の方もめちゃくちゃ親切だったので、indeed微妙とかそういう意図は全くありません。ただ、本当に企業毎の個別事情の把握ってめちゃくちゃ大事だなと私自身思えたのでここに書かせて頂きました。
(本当に採用単価それくらいで設定出来るくらいの企業になりたいです!がんばろう)
2、刺さった営業
これは②自分が気付いていなかった価値に気付かさせてもらえることについてHP制作会社さんの話をします。
弊社はHPがありません。今は私がgoogleのサイト作成で作ったなんちゃってサイトがあるだけです。そもそもはグーグルマップで見ると閉業になってていて、それを直すところから業務が始まりました(笑)
HPの作成意図としては当初3点考えていました。
・企業としての信頼性の向上
・既存事業の採用活動のテコ入れ施策
・社内のモチベーション向上
当初は慢性的に人手不足である看板事業の採用テコ入れの一施策という側面が強かったように思います。社員紹介ページも作って、社内のモチベーションアップに繋げたい、そんな風にも考えていました。
HP制作については素人同然だったため、市内3社にお声掛けしてご提案を受けてきました。結果から言うと3社中2社に同じことを言われました。
『既存の看板業と不動産鑑定業は分けてページを作ってはどうか?』
私自身、話をしながら気付けたのですが弊社には現状大きく分けると2つの大きな課題があると。1つは既存事業である看板業の採用がうまくいっていない、もう1つは新規事業である不動産鑑定業の顧客獲得がまだまだ足りない。
課題そのものも違うし、業態としても異なるのであればいっそページを分けてしまった人がいいのでは?というご提案でした。また、web上で検索した人は検索した項目との差異があった場合に強いストレスを感じる。というのは自身ではなかなか気付けないところでもあり目から鱗でした。
どこかで私は作る側の方の目線になっていたので、マーケットインというか見る側の方からの目線を提供して頂いてかなり思考は広がりました。ご指摘頂いた2社の共通の特徴としてヒアリングにかなり時間を掛けるということが挙げられます。
前述した実現可能性も然りですが、結局サービスを提供する相手を如何に知るかというのが大切なのだと改めて感じられたように思います。
3、採用とMVVの話
採用の話をぽつぽつ書いてきましたが、採用は採用する側にも相当の気付きを与えます。
うちの会社は何を大切にしているのか、どういう価値観なのか、今いる人ってどういうところに惹かれたんだろう、今後どんな風に会社をしていきたいのか・・・etc
こうやって書いていると採用って前回書いたMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の話と繋がって来るんですよね。
誰をバスに乗せるかって話はビジョナリーカンパニーで言ってたんだと思いますが、本当に肝だなと。採用活動もまだまだテコ入れ最中ですが、今以上にいい組織に出来るよう尽力していきたいと思っています。
残営業日も少なくなってきましたが、ラストスパート頑張ります!