【RE:】その1秒をけずりだせ
読んだ時がない本のタイトルを出すのは無粋かなとも思ったのですが、素敵なコピー過ぎて引用させて頂きました。時間が空いたら読みたいと思います。
東洋大学の駅伝部のスローガンとのこと。スポーツの世界では1秒を争う熾烈な戦いも数多くある訳ですが、ビジネスの世界でも結局は限られた時間をどう使うかが重要だと思います。今月の振り返りは時間と習慣のお話。
・約5年振りに自身の棚卸に時間を使う
何回か書いてますが、時間を取って今後の自分の方向性を決めようというのが今年のテーマの一つでした。
前に書いたのが、32歳の時。丁度実務修習生の時です。結婚したばかりで、目の前に鑑定士登録が迫るという段階。
その時設定した項目を見ると「漠然としているなぁw」とか「全然わかっとらんなぁwww」とかそういう感想が出て来るので、この5年間で自分の携わる仕事の解像度も少しは上がったのかなぁとも思います。また5年後にやろう。
さて、まずまずの時間を掛けて棚卸をして、凡そ自分の中でのなりたい像も見えてきました。理想と現状の差を考えると眩暈がしそうになりますが、行動できるのはいつも今この時だけです。
スゴい人ってアトツギでも鑑定士でも経営者でも山ほどいて、そういう人たちを目の当たりにしていつも日和ってしまうのが私なのですが、その一方で自分ならなんとか出来るのではないかという根拠のない自信もあったりします。
私にとって、常に自分を疑いながらも、根っこのところで自分は出来ると信じてあげることの両輪がとても大切なんですよね。
かめライダーアトツギ江上さんの上記tweetが心に突き刺さります。
・時間の使い方を疑ってみる
目標を設定したら後はそれを達成するための行動を考えて、ひたすら実行していけばいいはずです。ところが、理想と現状には大きな差があって、今の自分の延長線上では理想が達成出来ません。
となれば、何かを変えるしかない。一番に考えたのは時間の使い方です。
何度取り上げいるか分からない3月のライオンの引用ですが、本当に共感。
具体的な話で言えば、会社を立ち上げてから「業務には直接関係ないけれど、専門家として必要なインプットを如何にすべきか。」というところに課題を抱えていました。
会社といってもほぼ一人でやっているので、評価は勿論、経理も総務も営業も全部自分の担当です。ゆくゆくはサポートしてくれる方を雇いたいけれど、現状ではちょっとその余裕もない。だからどうしても業務に関係のない部分のインプットは後回しにしがち。
でもこの仕事、自身の引き出しがそもそもの提供するものなので、インプットをサボってはいけない。不動産鑑定評価基準というものにもこの言葉があります。
総論第1章が鑑定士になって5年目にして突き刺さる今日この頃ですが、何とか時間を捻出出来ないかと考え始めました。
・小さな習慣を使ってみる
小さな習慣という本があります。昔けんすうさんのブログかなんかで見た記憶があり、時間の使い方は習慣と結び付いているのではないかというところから読み進めてみました。
この本に書いてあるのは、とにかく挫折するのもの難しいくらい簡単なことを習慣にするということでした。(例示してあったので腕立て1回とか鼻を触ってみるとか。)
これに基づいて、「5分間読書」を始めてみました。記録用にアプリを使ってまして、私は“継続する技術”を使用しました。
アプリ自体げめちゃくちゃシンプルで、コメントもシュールで私は好きです。
・やり始めないとやる気は出ない
思い返してみると、自分で何かをする時、30分とか1時間で時間を確保していたんですよね。ただ、それだと時間も取るし、優先度の高い仕事がくると後回しにしがち。
そこで「とりあえず5分」にしました。これがとても良かった。5分=300秒、侮ることなかれまずまず読めます。そして、5分やると集中してきて結局もう少し長く読めるんですよね。
昔、海馬という本でもありましたが、「やり始めないとやる気は出ない」というのは本当なのだと実感しました。
・テーマをまとめて読む
今月は「借地関連」にテーマを絞っていたので、黒沢泰先生の書籍を中心に読みました。
テーマを絞ることで、論点に深みが出るかなと思ったので月毎にテーマ設定して読んでいくつもりです。3月は「行政・役所調査」周りを再度読んでいきます。
インプットも結局はアウトプットに繋げなければ勿体ないので、積み重ねるという意識を今一度持ってやっていきたいと思います。
さて、明日には3月。年末から続いた仕事のラッシュも3月で一区切りとなります。2月後半には腰を痛めてしまったこともあるので、体調管理も万全に繁忙期ラストスパート駆け抜けたいと思います。