【東京23日】14日目仕事の入口と出口の狭間で
仕事というのは入口と出口が肝ではないかと考えている。そして、入口と出口はセットだと思う。
顧客からの依頼であれ、社内で人に仕事を振る場合であれ、『最終的にはこうして欲しい』という出口があり、『だからこういう方向でよろしく』と入口で頼むことが必要だなと考えている。
だから、どの仕事であれ出口までの道筋をいくつか持ち、入口段階では『こういう風に進めば良いかも知れない』という仮説を持って臨んだ方が良い。
もちろん入口段階ではそれは仮説であって、途中で『この方法では出口に出れない』『これでは行き止まりだ、引き返さねば』ということもあり得る。
ただ、大切なのは入口段階で完璧な出口までの地図を作成するのではなく、入口段階で出口までの経路を複数考えておくことだと思う。
ところが、仕事を振られる時に出口も入口すらもなく、『とりあえずコレよろしく』的な振り方をされる場合がある。
RPGで言うと勇者よ魔王を倒してくれ!以上的な振り方だ。こうなると村人一人一人に情報を収集して『まず何をすべきか』を明確にしなければならない。
仲間を集めるのか、武器を手に入れるのか、レベルアップに邁進するのか…etc
RPGはその過程も楽しむものであるから良いかも知れないし、仕事で過程を楽しむことも大切かも知れないが、とは言え時間が限られている時にその振り方はつらい。
雑な振り方をされると確認しなければならないことが増えて無駄な手間が掛かるから個人的にはそこは入りでしっかり確認したい。
というまあ要は若干の愚痴でもあるのだけれど、今回の経験を反面教師にして仕事の振り方については考えたいところ。
あと僅かな東京期間、勇者となるべくしっかり道筋を見定めていきたい。