これぞオールドレンズ!的な写りを求めて、日比谷・銀座方面を彷徨い歩いた
夜のイルミネーションではせっかくのオールドレンズの「オールド感」が良く分からなかったので、もう少し明るい時間に街に出てスナップしてみました。日比谷→銀座→東京の順にぶらついています。
※全てSMC Takumar 28mm f3.5にて撮影
まずは日比谷近辺から
まずは日比谷シャンテ前のゴジラから。
オールド感が分かりません。昔のゴジラじゃなくシン・ゴジラで、周囲も現代的なビルだからでしょうか?
そういえば、昔はもっと小さい古めかしいゴジラ像がこのあたりに鎮座していたと記憶していますが、あのゴジラはどこに行ったんだろう?
ガード下にある味わい深い飲み屋ならどうでしょうか。うーん、まだオールドみを感じません。
なんとなく「東京ビアレストラン」の照明具合に懐かしさを感じる?
右の建物の外観がかっこよかったので撮ってみる。
がっつり解像してるし、金属の風合いも素晴らしい。写りだけで言えば、目が肥えていない自分にはこの古いレンズで十分な気がする。
岡本太郎さんの時計台。以前とは微妙に違う場所に移動されているんですね。公園には多くの外国人観光客が休憩していました。
10年前ほど前このあたりに勤めていたのですが、その頃とはまるで違う世界です。
エルメスの入っているビルですね。これもかっこよかったので撮ってみたものです。真ん中のオブジェは何でしょうね。
銀座エリアに入ります
こういうシーンならオールド感でるかな、と何となくイメージしていたのですが、案外そうでもない感じ。
このあたりから何となく感じていました。
ただスナップしてもだめなんじゃないか、と。そもそもオールド感って何だ。その要件定義が自分の中に定まっていないんだから、イメージも何もないですね。
オールド云々は諦めて、普通にスナップしていました。パンクな天使がうんこ座りしていていたら、撮らないわけにいかないです。
改めて見るとかわいい王子サーモンの看板。空を川に見立てて。
明るい間に撮影しようと思っていたのに、あっという間に日が暮れてしまった...。
東京駅方面へ
お約束の国際フォーラム。
こういうのは多分、三脚立ててがっつり絞って低感度で撮らないとって被写体ですよね。三脚無いから手振れ恐れてシャッター速度早めるために絞り解放その結果ISO3200、というダメダメな状況でしたが、等倍しなければ意外と見れる。
砂絵のアートがありました。
東京駅に向かう途中。もうすっかり夜です。
疲れたし、犬も散歩待ってるので東京駅から帰りました。
オールド感ってなんだ
古いレンズで撮れば、なんとなく懐かし味ある何かが撮れるのか、という他力本願的なイメージでいたのですが、その意味では期待は砕かれました。
普通にしっかり撮れてしまいました。
これぞオールドレンズ!って感じの写真にするには、光とか影の加減とか、被写体とか、腕とか、現像とか、いろいろあるんでしょうね。レンズ自体の特性もあるんでしょう。ぐるぐるボケとか、バブルボケとか。
ティール&オレンジが、実はあまり合わないのかも、とか。
そもそもマルチコートですしね。それだけで現代よりの写りになりがちなのかもしれない。
でも、単純にマニュアルフォーカスで戯れただけで楽しかったのでOKです。
このまましばらく手持ちのTakumar3本でマニュアルフォーカス生活を楽しみたいと思います。(今日一本55mmが生えた)
よろしければ次回もご覧ください。では~