思い出す風景
眠る前とか、ぼーっとしてるとき、昔みた風景とかがスライドショーみたいに浮かんでくるんですけど、だいたい生まれ育った京都の田舎町の風景とか、小学校の通学路とか、自転車で並木道走ってる風景とか。
夏は嫌いなのに、思い出すのは決まってほとんど夏の景色。濃い緑の葉っぱとか、入道雲とか、プールの底から見た紫色の空とか、母親がタブレット入れて作ってくれた炭酸水とか、蟻のスケッチとか、土手を自転車でずっと行けるところまで行ったちょっとした冒険とか、そんな他愛無い風景ばかり。しかもだいたい小学生あたりの頃の事。
あまりによく思い出すから、いつかまたその風景を見てみたいとは思う。
その頃とは、きっと色々と変わっているだろうし、記憶のままとはいかないだろうけど。
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