デパコス美容液6つを試してみたら。乾燥敏感肌が本音で良し悪しを語る
年間100万円以上、美容にお金を使っているのばらちゃんです。
お肌の曲がり角を通り過ぎたわたしにとって、美容液はなくてはならない存在です。
わたしは乾燥肌・敏感肌・薄肌と気難しめな肌質なので、合う美容液を見つけるのが大変だし、「合う!」と思っていた美容液が急に合わなくなることも…。ワガママすぎる自分の肌に激しい怒りを覚えつつ、いい感じの美容液を延々と探し続けています。
最近もいろいろ美容液を試してみたので、その感想や使い心地を正直に、辛口レビューしていきます。完全にわたしの好みで選んでいるので、デパコスオンリー、アルビオン多めの偏りまくりな選定になっていますがご容赦ください。
わたしの肌質について
基礎化粧品は肌質による合う・合わないが大きいものなので、前提条件としてわたしの肌質を簡単にまとめます。
水分保持が苦手な乾燥肌
敏感肌で、合わない化粧品も多い
肌が薄めで、赤みや色むらがでやすい
黄ぐすみしがち
毛穴、シミ、ニキビ跡の悩みはそんなにない(人並み程度)
アルビオン『アンフィネス メンテナンス ショット 7』
アルビオンの中でも高級ラインとして名を連ねている『アンフィネス』シリーズのもので、ハリツヤに特化したスペシャル美容液となっています。(価格もスペシャル)
テクスチャーはややとろみのある感じ。香りはけっこう強いですが「上質な化粧品」という印象で、わたしは好みでした。
個人的に、アンフィネスシリーズは「基礎化粧品は香りも大切!」と感じてる方にけっこうおすすめできます。
塗った直後、肌がちょっと熱く、やや赤みを帯びる感じになったので「これは合わないやつかも…」とドキマギ。ただ、数十分経つと熱さも消え、赤みも引きました。
気になるハリツヤ感は、ハリ感は正直よくわからなかったのですが、ツヤ感は凄まじかったです。とろみのあるテクスチャーだから、わたしみたいな乾燥肌でも、潤いが蒸発しないのもいいかんじ。
ただ、お値段が張るので、リピするかというと微妙なところ。特別な日のケアにはいいのかなと思いつつ、特別な日が訪れないタイプの引きこもりなので、もっとデイリー使いしやすい価格のものがいいなという印象です。
コスメデコルテ『リポソーム アドバンスト リペアセラム』
『リポソーム アドバンスト リペアセラム』は、コスメデコルテの言わずと知れた名品ですね。お手入れの一番最初に使うタイプの美容液なんですが、@cosme民からは「本気で肌が変わる」「もう手放せない」と絶賛の嵐です。
テクスチャーはややとろみのある感じで、前述の『アンフィネス メンテナンス ショット 7』とも近い。
香りは弱めで、ほんのりとフローラルな香りが漂うかんじ。香りを楽しみたい人には物足りない印象ですが、誰でも使いやすい香りの系統・強さかなと思いました。
実は、以前にもサンプルで試したことがあったのですが、正直「特別良い」とは感じられず…。使った期間が短かったのが悪かったのかなと思い、今回は朝晩使用を5日間続けてみました。
が、やっぱりビビッと来る感じはありませんでした。もちろん、悪くはないですし、肌が荒れるなどもなかったですが、お値段を考えるとわたしはリピなしです。
わたしはアルビオンの先行乳液を使っていて、それだけで「肌がふっくらする」「化粧水の浸透がいい」というのを感じられているから、あんまり感動しないのかも?
ブースターや先行乳液などは使っておらず、「お手入れの最初は化粧水から始めているよ」という人であれば、使ってみて効果を感じやすいかもしれないと思いました。
クレ・ド・ポー ボーテ『ル・セラムⅡ』
わたしは下地・ファンデーションをクレドで揃えているクレド信者なので、「高すぎる美容液だなあ!」と思いつつも試してみました。
公式サイトでは「シルクのようなテクスチャー」と紹介されていたので、勝手にとろみのあるテクスチャーをイメージしていましたが、思っていたよりずっとサラッとしていました。
ただ、シャバシャバ感はなくて、肌につけるとスッとなじんでいく。なるほど、これが「シルクのような」ということか。
香りは、公式サイトによると「 花々を凝縮した香り」らしいんですが、わたしにはこの香りをなにかに例える語彙力がありませんでした。
ほのかに香る上品な感じなので、良くも悪くも印象には残らない。香り弱めの美容液を探している人でも使いやすいと思います。
塗った直後は特になにも感じず「コレで2万円…?」と思ったのですが、数時間後にふと鏡を見てびっくり。パーンとハリツヤ感が出ていました。これなら2万円も納得です。
化粧ノリもかなり良くなる印象を受けましたが、やっぱり2万円は高すぎるかも~という気持ちが消えません。私が富豪になったら買うなと思います。
アルビオン『セルフホワイトニング ミッション』
美白に特化した美容液なので、どちらかというと夏~秋向けのものではあるのですが、保湿力も高めだと聞いてさっそく試してみることにしました。
テクスチャーはゆるめのクリーム状で、乳液に近いです。
香りはふわっと香る石鹸のような、やさしくてリラックスできるかんじ。アルビオンのブランドのひとつである『エクサージュ』などとも近くて、「アルビオンらしい香り」だな、という印象を受けました。
塗り心地はサラッとしていて、肌へのなじみがとてもいいです。一方で、しっかり肌へうるおいを与えられて、塗ってからしばらく経っても肌にみずみずしさが残るのも好印象でした。
ただ、わたしには刺激が強すぎたのか、塗って少しすると肌が真っ赤に…。何日か使ってみましたが、毎回肌が赤くなって刺激を感じたので、わたしの肌には合いませんでした。
わたしはトラネキサム酸のように抗炎症系の成分が刺激になってしまうことが結構あるので、それが原因かなと…。使用感が良かっただけに残念ですが、また時期を変えて試してみたいと思います。
アルビオン『アンフィネス パンプ イノベーション』
前で紹介した『メンテナンス ショット 7』に続いて、アンフィネスの美容液。
『メンテナンス ショット 7』よりも「肌の引き上げ」に特化しているようで、美容部員の方からは「これを使って顔のマッサージをするとリフト効果がヤバい」と伺いました。
テクスチャーは乳液に近く、『メンテナンス ショット 7』よりもこっくりしています。ある程度の重みがあるテクスチャーなのに、肌なじみはすごくよくて、サラッと伸びる。
香りはしっかりついていて、これまた石鹸のような「アルビオンらしい香り」です。
リフトアップ効果にすごく期待が高かったのですが、正直、特別リフトアップされる印象はなし。肌のハリ感は出るものの、『メンテナンス ショット 7』のほうが好みのハリツヤ感になるなあという感想です。
肌も荒れないし、乾燥もしないのでかなり使いやすい美容液ではあるのですが、わたしには「他と違ってここがスゴイ!」なポイントを見つけられませんでした。これを買うなら、数千円足して『メンテナンス ショット 7』を買うかな。
毛穴や肌に対して「たるみ」のお悩みが強くて、美容医療はあまり取り入れてない人とかだと効果を感じやすいのかも?とはいえ、たるみを直すならハイフとかの美容医療を試したほうがコスパが良い気もします。
イグニス『コンデンス エッセンス S』
わたしの大好きなイグニスより新たに発売された、「肌が荒れすぎてヤバい!」というときのためのレスキュー用美容液です。
イグニスにはすでに『フォースエナジスト』というレスキュー用美容液がありますが、『フォースエナジスト』は即効性に特化していて、『コンデンス エッセンス S』はもう少し根本からじっくり直していくようなイメージになる……という違いがある様子です。
テクスチャーは、ややとろみのある化粧水みたいなかんじで、今回紹介した美容液のなかでは一番さらっとしているかもしれません。『フォースエナジスト』と比較しても、『フォースエナジスト』より粘度が低いです。
香りはハーブっぽいナチュラルな印象。わたしは好きな香りですが、好みが分かれるかもしれません。(好みが分かれそうな香りなのはイグニスあるある……刺さる人には刺さるはず……)
肌がやや荒れ気味のときに、朝使って、夜鏡を見ると「お、なんかすごい整ってるぞ!赤みが減ってるし、」と、かなり効果を感じました。たしかに、『フォースエナジスト』に比べると効果はゆるやかのように思いますが、全然即効性あります。
何日か使い続けてみて、肌荒れがおさまったタイミングで使用をやめてみたのですが、肌のコンディションが下がることもなし。価格も1万円を切っているので、これはリピートしたいです。
ちなみにわたしは『フォースエナジスト』もリピートしてますが、『フォースエナジスト』は特別な日の前の集中ケアに、『コンデンス エッセンス S』は日常で肌が荒れたときの集中ケアに、という使い分けになりそうです。
まとめ
こうして試していくと「美容液ってほんとうに種類がたくさんあるなあ」と思うとともに、「やっぱり合う合わないは人それぞれだな」とも思います。また、「高ければいい」ってものでもないなという印象です。
使い心地や相性はもちろん、価格と効果のバランスがいい美容液をみなさんが見つけられますように!(わたし自身も見つけられますように…)