地方自治体DXは、本当にできる? (3)
先々週からの対談は、地方自治体DXの今と未来について、武蔵大学社会学部メディア社会学科教授であり、総務省「地方自治体のデジタルトランスフォーメーション推進 に係る検討会」の座長である、庄司昌彦教授にお願いしている。
やり方を変えましょう、デジタルで行きましょう、となったときの問題は、これで今のやり方で上手くいってたじゃない、なんで? という抵抗勢力があることだ。時代が変わり、課題も変わったのに、組織体が古いと、同じ方法で人の対応力に依存して乗りきってしまうところがある。
筆者はPTAで散々そんな目にあって来たのだが、役所の問題は人の人生に関わるケースが往々にしてあり、もっとクリティカルだ。その課題を、洗い出していく。
(全5回予定)
ここから先は
3,661字
/
1画像
この記事のみ
¥
100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?