大豆田とわ子何回も観てるけど登場人物の根本が全員同じ人格でウケる(大好き)
皆さんもそう思いませんか?
それで、あのドラマが好きな人も大体根本が似ているんじゃないですか?(暴論)
もちろん、登場人物それぞれ個性的な性格で仕事も趣味も境遇もバラバラなんだけど、そんなことは抜きに全員同じ星に生まれて同じ星の人達だけで話している。というかみんな同一人格だよあれは。
脚本家は1人だからとかそういう話はしていない。(でも坂本さんがつくってるドラマの人は通ずるものがあるのはそう)
視聴4回目にして、そうした表面的な属性、もはや性格でさえ記号に過ぎず、似ている者同士はもっと深いところで同じ方向を向いていることに気付く。というか人間の本体ってあまりにも表面から遠い。
たとえば仕事はその人が人生でしてきた選択の1つであり、その人の考えや特性が色濃く出るもの(それが無職という選択でも)だけど、それでさえ記号である。MBTIである程度性格の傾向が掴めたつもりになれる時代になったように、性格は一応十人十色だけどなんか別に付属品みたいなものなんだと思う。
なんというか「こういう性格の人がいい♡」「●●で働いてる人ってすてき」などは根本的に何も解決していない。一緒にいれる人は魂で一緒にいるんだって思う(なんの話?)。
大豆田とわ子は同じ人間同士が運良く出会いすぎて、もはやあんなのはパラダイスでしかない。あの人たちは誰とどんな話をしても通じ合える。だって根本同じだから。
優しさのベクトルが同じ、が一番しっくり分かりやすいかもしれない。表現の仕方が違えど、あの人たちはみんな同じ種類の優しさを持っている。
三人の元夫なんて、波長合いすぎ。大豆田とわ子は同じ人と3回結婚してるようなもの。
表層的な情報の無意味さを感じた、そんな大豆田とわ子4周目の視聴でした