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すばらしい日々/ユニコーン

最近少し忙しくて毎日投稿は厳しそうです。また一日(二日?)空いてしまいました、、、。

でも、なるたけ頑張ります。


今日の一曲はユニコーンのすばらしい日々です。

スピッツはいったんおやすみ。


なぜこの曲を今日書くかというと、最近シャッフルでふとすばらしい日々が流れてきて、なんだか妙に染みてしまったからです。


前々から知ってる曲ではあったのですが。歌詞を意識したのは最近がはじめてでした。


ユニコーンはみなさんご存じの通り、奥田民生が前にボーカルを務めてたバンドですね。1993年に解散したそうです。(今また再結成したみたいだけど)1987年にデビューして1993年に解散って結構スピード解散ですね。


あれ、1987年ってスピッツの結成年じゃん、、、、


まあ今日はスピッツは置いておいて。


そんなユニコーンの楽曲「すばらしい日々」。親が聴いてるのを聴いて知った曲なのですが、これもまた最初聴いた時から「いい曲だな」って思ったのを覚えています。たぶん中学生だったかな。


でもあの頃は親が聴いてる曲の歌ってる人とか曲名とかあんまり知ろうとしなかったから、それからしばらくまた聴かなかったんだけど。


自分でapple music入って色々取り込み漁るようになってから再発見して、改めてハマっちゃいました。



この曲、イントロがやけに印象的。そういえば前記事の二曲もイントロべた褒めしたような。イントロは死ぬほど大事ですね。


イントロが良い曲は大体良いです。


てーてれてれれれ てーてれてれれれ … 言葉で書くと全然伝わらないですが、知ってる人は分かるかと思います。このギターアルペジオが大好きなんですよね。


私邦楽イントロでアルペジオを使ってる楽曲の中で最強なのはロビンソンだと思い込んでたけど、これもなかなか素晴らしい。間違いなくどちらも天才域のイントロだとは思います。あくまで私のものさしだけどね。



で、すばらしい日々の好きなところ。


暗い話にばかり やたら詳しくなったもんだ


大人になるということの物悲しさ、寂しさ、諦めをこんな表現の仕方できる人、奥田民生しかいません。


こういうのを発見すると、「やっぱり人は一人一人個性があって、味があって、紡ぎだす言葉にそれが出る いいところは個々によって全然違う」という当たり前のことを思い出させてくれます。


音楽に好き嫌いはあるにしろ、優劣は絶対にないこと。


話を戻して。


私はこの曲を知ってしまったばかりに、暗い話にばかり詳しくなったらちょっと大人になっちゃったんだなって思うのかなってふと考えちゃいました。

人は本質的な意味で永遠に大人にはなれないんじゃないかと私は考えてますが、暗い話が分からない人間はたしかになんとなくダメな気がする。


なんかすごく漠然とした話になっちゃったな。笑



ぼくらは離れ離れ たまに会っても 話題がない
いっしょにいたいけれど とにかく時間が足りない



出だしの歌詞です。私はこの「たまに会っても 話題がない」のところが大好きです。話題はあんまりないけど、時間が足りないと嘆くほどいっしょにいたい人。


分かる。分かりすぎる。こういう関係性が素敵だと思う。


‘‘好きな人とは話題に困ることなんてなくって、話すのがうれしくて楽しくて時間をあっという間に忘れちゃう。‘‘


そんな関係も分かるし、とても良いと思う。どちらかというとこういう惚気話というか、恋愛話の方が割合的には多い気もする。


でもある程度関係が熟成してくると話題なんてなくなるんですよ。奥田民生はそこを突いたんじゃないかなって思います。最初の浮足立った期間を過ぎたふたりの関係性を。


その関係性を表すのに最高の歌詞が、これ。落ち着いたけど二人はまだ恋してる。恋の上に芽生えた愛の上にまた恋が乗っかってる感じ。



いやでも話題って、割とすぐなくなりますよね。そりゃ喋ろうと思えばいくらでも喋れるけど、そういうことじゃなくて。



あくまで全部私の勝手な持論だけどね。



君が僕を 忘れるから その頃にはすぐに会いに行ける



こう分かるようで分からない歌詞も良い。


君が僕を忘れたころを見計らって会いに行く。というか、忘れてくれてないと会えない。


こんなの、僕が会いに来た瞬間に君の中で僕の記憶が駆け巡るに決まっていませんか?それとも、すべてリセットされた状態で新しい関係を君と築きたいっていう意味なのかな。


何にしろ、誰かに対して「会いたい」という感情をもつことは愛だと思います。忘れてほしいとか忘れてくれないと会えないだとか、色々複雑な感情を超えてもとにかく会いたいんでしょう。それはもう、愛ですよ。(会いたい=好きって決めつけてるわけではないよ)



相手の中でも自分の中でも、お互いの記憶が薄れてからまた会ってみたいな、って人は誰しもいるような気もします。(そんなことない?私はいるなぁ)




また話がうまくまとめられませんが、とにかくユニコーンのすばらしい日々がすっごく好きだという話でした。


ちなみに「ユニコーン」ってバンド名がすごく好みです。リアルタイムで追いかけていたかったな。「ユニコーン最近好きなんだよね」ってすばらしい日々がリリースされた時に高校の教室で友達と話してみたかったな、と…


それでは




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