不器用な人間の善意
お久しぶりです。
仕事で一番難しいのは人間関係だと思う。
全く関わったことのないタイプの人間もいれば単純に嫌な人だな、と思う相手もいる。
先日、不器用なりのやり方で僕の事を嫌いな後輩を人間関係の揉め事から遠ざけようとしてあげた。
当たり前のことだが結果的に僕が彼をいじめたという形になってしまった。
僕はそれでさらに嫌われようと彼が結果的に助かってそれに彼が気づかなくても全く構わないと思っていた。ある種の悪役キャラ、道化師として職場で振舞っているから。
心外だったのは彼が僕の予想以上に傷ついてしまった(らしい)事だった。
僕はここ数日間あまり調子が出なくなってしまった。
結果としていじめた側の人間が落ち込むという矛盾は分かっているし僕が何に落ち込んでいるのか自分でもわかっていない。
上の人に怒られる事への恐れ、彼をこちらの想定以上に傷つけてしまった事への罪悪感、職場でいじめをする人間とみなされる事
自問自答を繰り返しても分からないが一つ分かったのはそういう事は器用にやれる人の仕事であり僕が余計な事をするべきではなかった。
彼はあのまま揉め事に巻き込まれていた方がマシだったのかもしれない。
僕の懺悔と反省をここに書き散らしておくこととする。