雑感
これから父の転院に付き添うために帰省します。非常に良くない状況ですが、急性期からは脱したために療養のための病院に移ります。そして面会のできない状況なので、こうした機会に帰るぐらいしかわたしにはできることがないのです。
父は昨年秋の大手術が元で脳梗塞をひき起こした後、生活レベルが著しく下がってしまったのでした。もともと足指を切断したり、人工透析だったりと生活レベルは次第に下がっていたのでしたが、それでも生きる希望を見失わない父でした。少しの通院の機会にも食事を楽しみ、パンと飴玉を買って戻るような食い意地の張った父でした。今はもう嚥下障害のために食事もできません。意識障害もあって、せん妄がひどいと聞きました。言語障害があって話せません。足も大きく切って寝たきり。父は今、自分にしかわからない苦しみと戦っています。何もしてあげられないと思うと悲しくて涙が出ます。2週間前に会いに行った時には、人工透析の直後で意識状態が悪かったせいで、認識できなかったようでした。わたしは大声で「また来るよ!」と言って、病院を後にしました。
仕事先から新幹線に乗って、移動します。ストレスのせいか、一日中頭が痛く、元気が出ません。スマホで子どもの勉強している様子を伺っていますが、実は子どもの姿を見て元気をもらっているような気がします。昨日テストを終えて来た子どもは、今日も頑張って机に向かっています。
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昨日受けてきたテストはどうやら平均点が高そうで、それに対して子どもの出来は今ひとつ。様々な情報をもとにすると、おそらく61ぐらい?と見ています。65超えを狙うなら、よろしくない。理社が対策不足だったと思います。ポカミスをいくつもしているのに、コベツバさんの効果で算数は65ぐらいあるようです。ヘマをしなければ70超えるのになあ、と夫はぼやいています。問題は理社にあります。50そこそこしかない社会、60にサッパリ届かない理科。社会は取れないくせに大好きで、テストでは必ずやらかします。このところ、地球儀を眺め、地図帳を眺め、歴史図鑑ばかり読んでいますが、それでも取れません・・・。ただ、理社は始まってまだ1年足らず。もともと習得に時間がかかる子ですが、身につくとパワーを発揮するので、気長に待ちたいと思います。今は得意の算数も、小1終わりの時点では早稲アカで44しかなかったのでした。どんなに最悪な出来でも不屈の精神で乗り越えてきましたから、きっとこれからもパワーアップしてくれると信じます。
2月9日から新学年スタートです。新学年が始まる前に、ずーっと行きたがっていたスキーに行くことにしました。大好きな電車にもあまり乗れず、顔を見れば勉強の話ばかりしていても、前向きに頑張っている子どもにわずかばかりの楽しみを準備したいと思いました。わたしは高3生の授業が一気に減って、ラクになる時期。正直、帰省からのスキーはきつそうな気もしますが、頑張ります。
最近の子どものマイブームは『日本史図鑑』(ナツメ社)を眺めることです。漫画を眺めているうちに、色々気になったら説明を読むというやり方で楽しんでいます。ねこねこ日本史も角川の日本の歴史18巻も手に取ってくれなかったのに、この図鑑にだけは夢中です。また、大人も感心するような雑学的な内容もあり、親子で楽しめそう。この間のほぼ日アースボールに引き続き、良い買い物をしました。子どもの世界をこれからも、広げていこうと思います。