大爆発
いろいろに勉強のアドバイスをしても響かず、結局はマイペースにしか取り組めない子ども。何とかこなしていますが、それも連日無理矢理やらせている状況です。共働き家庭のわが家では自走できなければどうしようもないのに、マイペースな勉強の時間が長すぎてついて行けていないのです。
スタディタイマーは用途に合わせて3個も持っています。腕時計も2個持っています。時計に囲まれていますが、時間を気にすることができません。母がスケジュール管理をしていますが、その計画に沿えないのに慌てずマイペース。このまま行けば翌日の小テストはノー勉になりそうです。おまけに時間も計っていません。
たまらず大爆発。もう塾をやめなさい、マイペースに勉強するなら、塾に行く必要はない。塾の進行に合わせて勉強することに意義があるのに、無視するなら塾の意味はない。プリント教材を投げつけ、計画表を破り捨て、もう面倒見ない、公立でもどこでも行けば良い、母が勤務してきた下位校を卒業してすぐに働けと怒鳴りました。
子どもは大粒の涙を流して塾は辞めないと言いますが、勉強頑張れないのに辞めないとは厚かましいとさらに怒り。こうなると収まりません…。アイスコーヒーを3杯飲んで頭を冷やし、そしてカフェインで眠れなくなって一人考えます…。
子どものフォローをしない選択肢だってあるし、わたしの親がかつてそうであったように何のフォローもしない親だっているでしょう。それを敢えてするのは自分がしたいから。自分がしたくてやった手助けに乗れないからと子の道を閉ざすわたしはやはり堪え性のない大バカ者でした。これまで通り、やりたい、やらねばならないフォローはやるべき。たまには荒ぶるかもしれないけれど、穏やかな子どもは一晩寝ればきれいにリセットして、マイペースながらまた変わらず頑張り始める…。
非常に鈍感力に長けているので、良くも悪くも響かない子ども。それでも16クラス中上から2番目のクラスでマイペースなりに頑張って来た子ども。母が荒ぶっても、変わらず自分のペースで進む子ども。本当に強いのかもしれません。
睡眠時間が短くなりましたが、いつもより丁寧なプランニングをしました。そして、タイマーに役割分担の札を貼りました。これは目標タイムからのカウントダウン。これは最初からのカウントアップ。タイマーをうまく使おう。子どもは頷きます。
戦いは続きます。中学受験までは伴走が必須なのはわかっています。時々爆発するのは仕方ないと自分をある程度許しながら、また、見守っていきたいと思います。