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ゲーム日記⑤『VVVVVV』
コロナの影響でゲームばっかやってる。
そんな方も多いんじゃないでしょうか?ご安心ください。俺もその一人です。
最近やけに更新頻度高いなと思った方がもしいたらその通りです。暇なんです。どうも東風東です。
今回は本日クリアしたゲーム『VVVVVV』の紹介をしていきたいと思います。
今回プレイしたプラットフォームはSwitch版ですので、そちらの紹介です。
ちなみにこのゲーム、通称では『シックスブイズ』と呼ばれていますが、正式な読み方はないようですので『ブイブイブイブイブイブイ』なり『6V』なり好きな読み方で今回は読んでください。
このゲームはすごい好きなゲームですし、めちゃくちゃ良ゲーなんですが、例によって僕のやるゲームは割と人を選ぶ傾向にありますので、「やってみたい」と思った方はぜひ。
それでは、本編です。
第五回
2Dアクションイライラ棒
VVVVVV
さて、
この『VVVVVV』実はPCゲーなどをする方だったらもしかしたら知っていてもおかしくない、一部界隈で割と有名なインディーズゲームなんです。
制作者はアイルランドのゲーム作家、テリー・カバナー。『Super Hexagon』、『Dicey Dungeons』などを他に開発している方です。
プレイ可能なプラットフォームは、PC、iOS、Android、PS4、PSVita、3DS、Switchがあり、OUYAという日本ではマイナーなプラットフォームでもプレイができるようです。
Steam評価は非常に好評、値段も調べた限りでは全プラットフォームで1000円以下で概ね500円程度と非常にお手頃です。
このゲームですが、前回紹介しました『風ノ旅ビト』と同じように「以前からやりたかったけどやる機会を逃し続けていたゲーム」でして。
『風ノ旅ビト』は購入済みでしたがこちらは中々購入に踏ん切りがつかなかったゲームでした。
何故踏ん切りがつかなかった。それは単純明快
死にゲーだったからです。
まーた死にゲーか。
そんな風に思った方、そうです死にゲーです。
ですがこのゲーム、非常に死にゲーとしてはストレスフリーなゲームなんです。
それでは、このゲームの魅力を紹介していきます。
①ストーリー
このゲームは圧倒的に死にアクションが多いので、ストーリーは隠れがちな要素ではあるような気がしますが、紹介しておきます。
宇宙船の船長である主人公・ヴィリジアン。彼の乗る宇宙船はある日突然の事故に見舞われる。
彼は同乗していた5人のクルーとともに命からがら船から逃げだすが、全員が見知らぬ次元で離ればなれになってしまっていた。
ヴィリジアンは彼らを見つけ出すため広大な宇宙へ探索に出るのであった。
ザックリこんな感じです。
こう見ればおまけ的な要素に見えますが、会話に割かれるとテキスト量が以外にも多くありまして、製作者のこだわりも感じられる点ではありますのでプレイの際はぜひしっかり読んでみてください。
ちなみに、『VVVVVV』という不思議なタイトルですが、この6人のクルーのイニシャルにかかっています。
クルーの名前は、ヴィリジアン(Viridian)、ヴァイオレット(Violet)、ヴィテラリー(Vitellary)、ヴァーミリオン(Vermilion)、ヴァーディグリス(Verdigris)、ヴィクトリア(Victoria)の6名のVです
こういった小ネタもこのゲームの面白いところですね。
②レトロゲームの雰囲気
この作品の魅力のひとつといえば、やはりインディーズにもよく見られる、レトロなゲームデザインでしょう。
このゲームはゲーム画面は全編2Dドットで構成されており、ゲームミュージックも8bit音源風なもので全編が構成されています。
特にこのゲームミュージックがめちゃくちゃ評価が高く、最初に述べた「一部界隈」というのもゲー音界隈のことなんですね。
ちなみにサウンドトラックはAppleMusic等で配信されていまして、タイトルは『PPPPPP』。また、製作者自らYoutubeにサウンドトラックをアップロードしているのでそちらからも聞くことができます。
ちなみにこちらがその方のYoutubeチャンネルです。
察しのいい方はわかるかと思いますが、全曲イニシャルがPで構成されています。もし興味がありましたら是非ご一聴ください。
③シンプルで奥深い操作
さぁ、このゲームの本領がこのポイントです。
このゲーム、操作するボタンが非常に少ないんですが異常に難しいんです。
それでは操作ボタンを確認していきましょう。
1. 方向キー・スティックでの移動
2. Aボタンでの「反転」
3. L・RボタンでのMAP
4. +ボタンでのメニュー
以上です。
つまりですね、このゲーム、上下左右の移動以外に操作が存在しないんです。
そしてステージに存在するトゲやオブジェクトに当たったら死亡する。
「……なんだ普通のゲームじゃないか、何がおかしいんだ。」そう思う方もいるかと思いますが、全くそんなことありません。
なぜならこのゲーム
ジャンプがないんです。
……そんなゲームだってあるだろ。そう思いますよね。
ええ、きっとあるでしょう。でもきっとこのゲームをプレイしたらジャンプがないことにきっと絶望を覚えます。
つまり単純な話、ジャンプがないので段差が超えられないんです。
このゲームには全ステージにステージ名がついていまして、特にこのゲームの代名詞ともいえる「doing things the hard way(日題:アエテカコクナミチヲイケ)」というステージでは必ず全員が一度はジャンプをしようとすることでしょう。
そして全員がすぐさまこのエリアの意味に気づき、ゲームを放り投げると思います。
ですがご安心ください、このステージはいわばやり込み要素のステージですので、クリアには直接関係ありませんので。
ですが挑戦する際は数日に分けることをお勧めします。多分精神が持ちません。僕は持ちませんでした。
気になる方はぜひ調べてみてください。
④ストレスフリーな死にゲー
さて、先ほどからさんざんストレスのたまりそうな要素を述べまくってきましたが、実はこのゲームそこまでストレスはたまりません。
それはなぜか。
個人的には、Steamのレビューにも多く書かれているように非常に前向きで疾走感のあるゲームミュージックのその要因の一つだとは思います
が、何よりも
セーブポイントが引くほどある
この点が一番でしょう。
そして、そのセーブポイントへのリスタートが非常に速いのもこのゲームの特徴です。
アイワナをはじめとした死にゲーで最も見る画面といえばきっと「Game Over」などという文字がでかでかと表示された死亡画面でしょう。
諸死にゲーがマゾゲーと呼ばれるのもこれが由縁だとは思います。
ですがこのゲームはこの「Game Over画面」が存在しないのです。
どういうことか。
つまり単純な話、トゲに当たったりした瞬間に前回のセーブポイントにすぐ引き戻されて次のゲームが始まる。ロード時間なんてのもありません。
とにかくすぐ始まるんです。
しかも難所をクリアしたら、ご褒美と言わんばかりにセーブポイントが設置されていますし、クリアを目指すだけなら(わざわざこのゲームを買いたがるようなゲームプレイヤーなら)初見でクリアできるステージもあるくらいの難易度設計です。
まあ、割と滑りはするので注意は必要ですが。
この点がこのゲームが良ゲーであるポイントだと思います。
さいごに
散々述べた通りこのゲームは非常に魅力的なゲームです。
死にゲーの入門というには特殊なゲームではありますが、対応機種の種類や値段などを鑑みれば試しに買ってみるのもよいのではないでしょうか?
あ、こんなことを書くのもあれですが、iOSなどは画面操作のパッドの都合上あまりお勧めはしません。
ケータイ対応のゲームパッドがあれば話は別ですけどね。
それでは、またの機会に。
#エッセイ #ゲーム #VVVVVV #おうち時間を工夫で楽しく
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