元精神科看護師が第4回公認心理師試験を受験した理由
2021年9月19日第4回公認心理師試験を受験しました。
今月29日の発表をドキドキしながら過ごしている間に
なぜ公認心理師試験を受験することにしたか
そして合格💮したら、どうしていきたいのかを
自分を振り返り見つめ直すためにnoteに綴りたいと思います。
⭐️受験動機について⭐️
私は長く(約20年間)精神科領域で看護師として働いていました。
その間、精神科看護の専門的技術や知識も学び習得してきましたが、疾患や症状に目を奪われて、治療者としての役割を優先すると、患者さんの真の訴えは聴くことができないことに気づきました。
なぜならば、私達が患者さんを治すわけではないからです。
私達の役割は、患者さんが治っていく力を育てていくサポートをすることで、そのためには患者さんの真の訴えを聴かせてもらう事が必要です。
『信頼関係の構築』『傾聴』『共感』という言葉がありますが、まずは患者さんに「この人になら自分の気持ちを話してもいい」と思ってもらわなければ、スタートラインにも立てませんし、その先の治療関係も信頼関係も成り立ちません。
今までは、看護師として積み重ねてきた経験則と自分の個人的スキルで援助してきたことを、より専門的に学びたい、そして資格を取得して実践していきたいと思ったことが動機です。