NOAH(ノア)@不登校ママ

元不登校の娘とひきこもりニートの息子がいます。子ども2人が同時に不登校になり自身もひき…

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元不登校の娘とひきこもりニートの息子がいます。子ども2人が同時に不登校になり自身もひきこもりに。NOAHの法則でどん底から回復。Kindle本3部門1位獲得。最後にありがとうと言える人生を目指して。ケセラセラ♪

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  • No Border School【不登校共同運営マガジン】

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    【不登校のお子さんと関わるすべての人へ🌱】あなたは決して一人じゃない✨情報共有や交流をバンバンして、自己肯定感爆上げしましょう🥰あなたの人生を楽しむべく子どもとより深く関わるべくみなさんで盛り上げていきましょう‼️独断と偏見で不登校に関する記事を集めています🌱登校のお子さんをもつあなたのための共同運営マガジンです🌈

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アラカン不登校ママが電子書籍を出版して世界が変わった話

「本を出したい」 とある日曜日。夕飯を囲む食卓で、思いきって家族に伝えました。 「不登校のことが書きたくて。子どもたちにとっては思い出したくない記憶かもしれないけれど、お母さんにとっては大きな成長のきっかけになったから。前はすごくイライラしてたけど、今は笑って過ごしてるでしょう? この経験が誰かのお役に立てばいいなと思って」 突然の告白に全員無言。 重苦しい沈黙をやぶったのは、不登校を乗り越えて、今は専門学校に通っている娘でした。 「いいんじゃない? 書いてみれば」

    • アラカン不登校ママの『チョイクセのある50の質問』

      皆さまの『ちょいクセ50』を見ていたら楽しそうだったので、遅ればせながらやってみました! ヤスさま、素敵なお題をありがとうございます🍀 Q.1 noteをはじめてどれくらいですか ◆1年3ヶ月です(2024年10月現在)。 Q.2 書くのをやめようと思ったことはありますか ◆「やめよう」は無かったけど「休もう」はありました。 Q.3 書いてて嬉しかったこと ◆読んでくれる人がいること。 Q.4 書いてて悔しかったこと ◆文章力が足りないこと。 Q.5 好き

      • 不登校エッセイ#17 金木犀の香りに涙が出そうになった話

        金木犀の香りを嗅ぐと 涙が出そうになる。 3年前。 高校2年だった娘は 欠席が重なり留年が決定。 在籍していた私立高校を去ることになった。 愛犬と散歩しながら 「これからどうしようか?」 「通信制の高校をしらべて見る?」 そんな話をしていると 金木犀の香りが漂ってきた。 「いい匂い」 娘の顔がフッと和らぐ。 「まあ、なんとかなるよ」 私もその香りに癒されて 自然とそんな言葉が出た。 1週間後。 通信制高校の合同説明会に参加。 行きたい学校が見つかり あれ

        • 不登校エッセイ#16 不登校だった娘が韓国ひとり旅

          今年7月にふたりで行った韓国旅行。 実は予行練習でもありました。 2か月後。 娘はひとり韓国へ。 飛行機もホテルもコンサートのチケットも ぜんぶ娘が自分で手配しました。 そして当日。 成田まで見送りに来た私を「過保護すぎる」と笑いながら 「行ってきます!」 娘は一度も振り返ることなく歩いていきました。 中学高校と不登校を経験した娘。 ひとり旅ができるくらいに成長しました。 そしていまだに心配性が抜けない私。 娘を見習って、もっと成長しないといけないようで

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          不登校エッセイ#15 自己肯定感と自己愛は違うらしい

          「自己肯定感は低いけど自己愛は強いんだよね」 イラストを描いていた娘が突然、言い出した。 「どういうこと?」 「自分はできないって思うことは多いけど、そんな自分も好き」 「そうなんだ」 元不登校の娘との会話。 母は理解しきれていないけど。 自分を愛することができているならきっと大丈夫。 #子どもに教えられたこと #不登校エッセイ

          不登校エッセイ#15 自己肯定感と自己愛は違うらしい

          不登校エッセイ#14 イライラするのは他人?それとも自分?

          「あなたのイライラするポイントはなんですか?」 Xでスペースを聞いていたら こんな話題で盛り上がっていた。 ・あいさつしない ・時間を守らない ・言い訳をいう フムフム。なるほどね。 自分のポイントはなんだろう? 「お母さんのイライラするポイントってなんだと思う?」 目の前でイラストを描いている娘に聞いてみた。 「あんまりイライラしないよね」 以前は些細なことにイライラしていたけれど、ありがとうを口グセにしてから、少しずつイライラが減ってきた。 「それじゃあ

          不登校エッセイ#14 イライラするのは他人?それとも自分?

          不登校だった娘と韓国二人旅

          中学1年の夏休み明け。 娘はパタリと学校に行かなくなりました。 「まさかうちの子が不登校?」 暗いトンネルの中をさまよう日々。 あれから7年。 娘と2人で韓国旅行へ。 不登校の真っ只中では想像もできなかった未来。 隣りにいてくれる娘に感謝しながら、旅を満喫してきました。 ①韓国ミュージカル鑑賞 韓国到着後、すぐに向かったのはミュージカル会場のブルースクエア。 こちらで念願の「フランケンシュタイン」を鑑賞しました。 韓国ミュージカルは字幕が出ることもあります

          不登校だった娘と韓国二人旅

          不登校エッセイ#13 ミイラを人間に戻すミッション

          「なんでベッドで寝ないの?」 ひきこもりニートの息子。 気づけばここ数ヶ月、ずっと床で寝ている。 布団にくるまって転がる姿は まるでミイラのよう。 「ベッドに上がるの面倒くさい」 息子のベッドはハシゴを使って登るタイプ。 小学校に入学するときに購入した。 天井に手を突いてはしゃぐ息子はもういない。 「よし! ベッドを買い替えよう!」 ミイラを人間に戻すべく、新しいベッドを迎えることにした。 「おはよう」 静かにドアを開ける。 床の上に息子の姿はない。 思

          不登校エッセイ#13 ミイラを人間に戻すミッション

          不登校エッセイ#12 七夕飾りを捨てて後悔した話

          息子の部屋の整理をしていたら 古い七夕飾りが出てきた。 折り紙でつくった 織姫さまと彦星さま。 今から13年前。 残業でヘトヘトの身体をひきずって 保育園に迎えに行くと先生から告げられた。 「七夕飾りを作っていたんですけど ○○くんは途中で飽きちゃったみたいで。 明日飾るので家で作ってきてください」 えっ! 今から? 時刻は夜の8時。 保育園から自宅まで電車で1駅。 急いで帰ってお風呂に入れるだけでも 9時はまわってしまう。 「わかりました……」 お風呂あが

          不登校エッセイ#12 七夕飾りを捨てて後悔した話

          不登校エッセイ#11 『べき人間』

          『べき人間』 学校に行くべき 宿題するべき 友だち作るべき 部活に入るべき 進学するべき 就職するべき 結婚するべき 親になるべき 子どもが不登校になる前は いろいろな『べき』に囚われていた。 子どもが不登校になって いろいろな『べき』を手放した。 『べき人間』からの脱却。 あと残っている『べき』は......。 外に出るべき 社会に出るべき 仕事をするべき 自立するべき 『べき』を手放すことで 心がラクになるとわかってはいるけれど。 これを手放すにはかなり

          不登校エッセイ#11 『べき人間』

          不登校エッセイ#10 あなたは難病です。治療方法はまだ解明されていません。

          「不登校って何がそんなにツラいの?」 私の話を静かに聞いていた友人。 悪気はなく、ただただ疑問に感じたらしい。 「信じていた世界がガラガラと崩れていく感じ。どうしたらいいのかわからなくて不安で仕方がないんだよね」 ピンときていない様子。 どう言ったら伝わるだろう。 「『あなたは難病です。治療方法はまだ解明されていません』と告知されたらどうする? 一気にどん底に突き落とされた感じがしない?」 「確かにそうね」 「いろいろ調べても原因も対策もよくわからない。頼れる人も

          不登校エッセイ#10 あなたは難病です。治療方法はまだ解明されていません。

          不登校エッセイ#9 金閣寺と銀閣寺どちらが好きですか?

          むかしむかし小学生のころ。 社会の授業で先生がみんなに聞いた。 「金閣寺が好きなひと!」 「ハイ」 「銀閣寺が好きなひと!」 「ハーイ!!!」 クラスのほとんどが銀閣寺を選んだのには理由がある。 授業のはじめ、先生がこんな話をした。 「日本にはわびさびという言葉があります。質素なもの、古くなったものをうつくしいと感じる心のことです」 それを聞いて、みんなは銀閣寺を選んだ。 でも、わたしは銀閣寺を選ばなかった。 金色に輝く金閣寺がキレイだと思ったから。 右

          不登校エッセイ#9 金閣寺と銀閣寺どちらが好きですか?

          不登校エッセイ#8 ひきこもり息子を見守る扇風機

          「いつからついてるんだろう」 息子の部屋に入ったら 扇風機が動いていた。 タワー型のカッコいいのじゃなくて 昔ながらの丸いタイプ。 息子の好みなのか 首を縦に振っている。 ひきこもりニートの息子。 365日24時間のうち ほとんどを自室で過ごしている。 電気代が心配だけど エアコンよりはマシか。 畳で寝ている息子に向かって 頭を上下に振る扇風機。 なんだか 息子を見守っているみたい。 「ありがとう」 小声でそっとつぶやくと 扇風機がやさしくうなずいてくれた

          不登校エッセイ#8 ひきこもり息子を見守る扇風機

          不登校エッセイ#7 不登校息子は抜毛症 

          「うそでしょ......」 小4の息子が学校に行かなくなって数ヶ月たったとある日。 部屋の掃除をしていてギョッとした。 ベッドの足元に大量の髪の毛が落ちている。 「なにこれ......」 尋常じゃない本数に鳥肌がたつ。 寝ている息子の頭を確認してみると、頭頂部の髪の毛がごっそり抜けていた。 円形脱毛症? あわてて調べてみる。 『髪の毛 ストレス 子ども』 すると『抜毛症』という言葉が出てきた。  『抜毛症』とは、自分で自分の髪の毛を抜く行為のこと。 不安やスト

          不登校エッセイ#7 不登校息子は抜毛症 

          不登校エッセイ#6 ひきこもり息子はイギリスに留学している

          夜中、眠れなくて、水でも飲もうとリビングに行ったら、ひきこもりニートの息子に遭遇した。 「いまはどこの時間で生きてるの?」 「イギリス時間」 息子の趣味はサッカー観戦。 この間までブラジル時間で生活していたけれど、今はイギリスになったらしい。 「今日は3時半から試合。いつもは4時半からだけど、今はサマータイムだから」 イギリスにサマータイムがあるのは知らなかった。 息子から新しい知識を学んだ。 不登校のまま義務教育をおえて、進学せずに家にひきこもっている息子。

          不登校エッセイ#6 ひきこもり息子はイギリスに留学している

          不登校エッセイ#5 それは「お腹が痛い」から始まった

          「お腹が痛い」 中学1年のゴールデンウイーク明け。 娘が腹痛を訴えて学校を休むようになった。 「また?」 「......」 「病院行く?」 布団にもぐって何も言わない。 サボりなんじゃないの? イライラしながら学校に休みの連絡を入れる。 「明日は学校行きなさいよ」 私は娘の身体より、学校を休むことを心配していた。 不登校に全く理解がなかった私 子どもが学校に行かなくなるなんて想像もしていなかった。 もっと真剣に 子どもに向き合っていればよかった。

          不登校エッセイ#5 それは「お腹が痛い」から始まった