アラカン不登校ママが電子書籍を出版して世界が変わった話
「本を出したい」
とある日曜日。夕飯を囲む食卓で、思いきって家族に伝えました。
「不登校のことが書きたくて。子どもたちにとっては思い出したくない記憶かもしれないけれど、お母さんにとっては大きな成長のきっかけになったから。前はすごくイライラしてたけど、今は笑って過ごしてるでしょう? この経験が誰かのお役に立てばいいなと思って」
突然の告白に全員無言。
重苦しい沈黙をやぶったのは、不登校を乗り越えて、今は専門学校に通っている娘でした。
「いいんじゃない? 書いてみれば」