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Debian|外部リポジトリを登録するためのメモ

aptでdebianの公式リポジトリからインストールしたvimはどれもバージョンが古いので、公式以外の外部のリポジトリを利用したい。今回は、公式以外の外部リポジトリのvimの最新版をインストールすることを例に外部リポジトリの登録方法をメモします。

apt installで普通のリポジトリからインストールしたvimは古いバージョン。

# apt search vim

でリポジトリから入手可能なvimを検索できる。手当たり次第いろんなvimをインストールしたものの、バージョンは古いままなので、古いものしかないっぽい。

# vim --version
VIM - Vi IMproved 8.0 (2016 Sep 12, compiled Jun 21 2019 04:10:35)

外部リポジトリを登録する

ubuntuで外部リポジトリ使われているPPAというリポジトリを使うと最新版のVimをインストールできるらしいので、試してみた。

# add-apt-repository ppa:jonathonf/vim

add-apt-repositoryというコマンドはDebian9にインストールされていなかったので、まずはadd-apt-repositoryコマンドを使えるようにパッケージをインストールする。

add-apt-repositoryコマンドはsoftware-properties-commonというパッケージに含まれている。

# apt install software-properties-common

これでadd-apt-repositoryコマンドが使えるようになるので、コマンドを実行。

# add-apt-repository ppa:jonathonf/vim

gpg: keybox'/tmp/tmp9nz5c25b/pubring.gpg'が作成されました
gpg: /tmp/tmp9nz5c25b/trustdb.gpg: 信用データベースができました
gpg: 鍵 123456abc: 公開鍵"Launchpad PPA for J Fernyhough"をインポートしました
gpg:           処理数の合計: 1
gpg:             インポート: 1
gpg: 有効なOpenPGPデータが見つかりません。

gpg: 有効なOpenPGPデータが見つかりません。
というメッセージが表示されました。

コマンドによりppa:jonathonf/vimという外部リポジトリはリポジトリとして登録された状態だけど、この状態でapt updateしても無効となりリポジトリを利用できないです。

add-apt-repositoryの結果得られる公開鍵 123456abc(例)を登録する必要がある。

リポジトリのファイルの場所

リポジトリのファイルは、/etc/apt/sources.list。このファイルに公式リポジトリの参照先が書かれている。自分がadd-apt-repositoryコマンドで追加したリポジトリの参照先が書かれているファイルについては、/etc/apt/sources.list.d/ディレクトリの中に、1個のリポジトリに対して1個のファイルが生成されるようになっている。

公開鍵を登録

下記のコマンドで公開鍵を登録する。

# apt-key adv --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv-keys <公開鍵>

<公開鍵>の部分に登録したい公開鍵を入れる。公開鍵が123456abcなら123456abcを入れる。 ​

# apt update

これで追加したリポジトリの更新リストを更新できる。

公開鍵の登録をするコマンドを実行しても鍵の登録がうまくいかない場合はファイアウォールが原因かもしれないので、その際は下記の記事を参照。

https://qiita.com/HS310164/items/15ebb375726ff4db4eb2











ひあ

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