バルセロナフットサル留学記
こんにちは、女子ロービジョンフットサル選手のノアです。女子ロービジョンフットサルの仲間をつくるため、記事投稿を続けています。
9月からチーム活動と語学学校の授業が始まりました。昨年はチーム活動だけだったので、一気に忙しくなたきがします。視覚障害があっても語学学校っていけるの?って思いませんか?
私は思いました。笑
実際、いけるけど、、、先生によるかなぁって感じです。
語学学校といっても、バルセロナにだけでもたくさんあるので、学校に夜と思いますが、私が通っている学校は、割とファミリー感がある雰囲気だと思います。
そして、先生とクラスはある程度決まっています。でも、学期はじめで落ち着かなくて、9月はコロコロ先生が変わりました。基本的に先生たちの中で私に視覚障害があることは共有されていたので、配慮しながら授業をすすめてくれていました。
先生がかわって3人目になったとき、素晴らしい先生と出会うことができました。それまでの2人もテキストは基本読み上げてくれたりととてもよく助けてくれていると感じていましたが、3人目の先生は、私が今までの人生で出会った先生の中で一番の先生でした。
何がそんなにいいかというと、授業をほぼ私のペースで進めてくれながら、ノートもとってくれるんです。
一クラス10人程度の少人数とはいえ、基本は多数派に合わせるところを、私 も授業に参加できるように、基本的に教科書のテキストは音読をしながら授業を進めてくれます。さらに、復讐できるように、じゅごうを進めながら、ワードでメモをとってくれていたのですが、「この記号は読み上げ機能で読み上げてくっる?こう書いたほうがわがりやすい?」など、ききながら書いてくれます。そのおかげで、すごく久しぶりに普通に勉強ができているという感覚がありました。
高校生くらいまではシャーペンの文字なども見えていたので、普通学級で自分でノートをとりながら授業をうけて、テスト勉強をして、普通の学生生活を送ってました。しかし、大学に入ってからはノートをとっても読み返すこともできないし、勉強はあきらめていました。なのに、視力がおち続ける中で、こんなにしっかり勉強できるなんて、本当感動しました。
その先生はとても陽気で面白いので、他の生徒からしたら面白くて人気のある先生だと思いますが、私からしたら、細かいことろまで配慮してくれてノートの取り方も上手な、とても頭のいい先生です。
もし私が視覚障がい者じゃなかったら気付くことのできなかったその先生の良いところです。
障がいがあってよかったとはおもいませんが、障害のおかげで、人よりも多くのやさしさに触れられて人のいいところを知れるのは幸せだなと思います。