自分の書いた文章が「読みやすいかどうか」チェックしよう!
みなさん、文章を書く機会は多いですか?
Yesと答えた方は、この記事、必見です!
この記事では
自分が書いた文章が、
読みやすいのか、読みにくいのかが
チェックできるサイトとその使い方をご紹介します
加えて、
文章の読みやすさを決めているのは何か?
についても解説していきます。
これからのモノ書きの参考にしてください!
サイトのご紹介〜jReadability
こちらが、文章の読みやすさを一瞬で判定してくれるサイトになります。
以下の赤囲み"jReadability"をクリックしてください
使い方
日本語テキストを入力し、実行ボタンを押すだけです。
400〜1,000字が推奨文字数ですが、最大20,000文字まで入力可能です。
試しに「今日は晴れだ」と入力してみます。
結果
文章難易度、リーダビリティスコア、総文数、形態素数(単語数)、総文字数、一文の平均語数が表示されます。
「今日は晴れだ」については「とてもやさしい」との評価ですね。
文章難易度については、以下の6段階で評価されています。
さらに細かい評価については、リーダビリティスコア(数値スコア)が参考になるでしょう。
実践編
▶️日経新聞社説で試してみる
テキストの内容は以下です。
結果
文章難易度はややむずかしい、リーダビリティスコアは3.03でした
妥当ですね
▶️「吾輩は猫である」で試してみる
国民的作品「吾輩は猫である」の冒頭文で試してみます。
結果
総文数、総文字数ともに、さきほどの日経新聞社説より長い文章ですが、
文章難易度はふつう、リーダビリティスコアは3.51と、
日経新聞社説より読みやすいとの評価でしたね。
その他にもこんな機能があります
他にも、語彙レベルや品詞、語種、文字種など、その文章の構成を細かくみることができます
語彙レベル
品詞
語種
文字種
このように
テキストの詳細な評価をビジュアルで見せてくれる機能もあります
読みやすさを決めているのは何か?
jReadabilityのリーダビリティスコアは、以下の式で計算されています。
漢語率、和語率、動詞率、助詞率は、全単語に占める漢語、和語、動詞、助詞の割合です。
リーダビリティスコアは、高い方が読みやすいということです。
平均文長、漢語率、和語率、動詞率、助詞率は全てマイナスの係数がついているので、これらが読みやすさを下げていることがわかります。
とりわけ、漢語率と動詞率は、係数の値が大きいため、読みやすさを下げる影響度が大きいと言えるでしょう。
読みやすい文章を書く上では、漢語率・動詞率に気をつけるといいかもしれませんね。
さいごに〜読みやすい文章がなぜ重要なのか?
最後に、改めてになりますが、
読みやすい文章を書くことがなぜ重要なのか?を
私なりにあげてみたいと思います。
1. 読者の理解を助ける
読みやすい文章は、情報を効果的に伝えるために重要です。
例えば、説明書やマニュアルの場合、複雑な専門用語や難解な表現を避け、シンプルな言葉で書かれている方が、読者が内容を理解しやすくなります。
2. 誤解を防ぐ
読みやすい文章は、誤解やミスコミュニケーションを減らします。
特にビジネス文書や法律文書では、明確で簡潔な文章が求められます。
3. 読者の興味を引きつける
読みやすい文章は、読者の興味を引きつけ、内容を最後まで読ませる力があります。
特にブログやマーケティング資料では、簡潔で興味を引く文章が効果的ですね。
文章を書く上で、まずは、この3点は意識したいものです。